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zoom RSS 麗話§壽初春大歌舞伎昼の部〜高麗屋〜

<<   作成日時 : 2018/01/08 00:01   >>

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というわけで、早々と昼の部を観てきた。

それにしても、高麗屋三代の襲名を観るのは1981年10月以来だから、
実に37年が経過してのことである。その間に三代同時襲名あったのか
わからないが、これに関しては高麗屋の快挙と言えるだろう。

その時は幕見席で口上だけを観たので、高麗屋の披露狂言を観るのは
初めてである。

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『箱根霊験誓仇討』は勘九郎、七之助、愛之助の顔合わせも上々では
あったが、正月一番の演目としては暗めと感じた。

2本目『七福神』は、一転して正月らしい15分ほどの踊り……むしろ
こちらを最初に見せてくれればと思ったが、そうできないのは楽屋内
の事情であろう。

そしてメインの襲名狂言は『菅原伝授手習鑑』から『車引』と『寺子
屋』で、新・幸四郎が『車引』の松王丸を、新・白鸚が『寺子屋』の
松王丸をという趣向である。

『車引』で楽しみにしていたのが、勘九郎の梅王丸。彼の梅王を観る
のは2度目になるが、切れに切れまくった見得の数々を堪能。この一
幕の主役を持って行ってしまった観ありで満足した。

そして白鸚が松王丸を務める『寺子屋』だが、やはり白鸚とは相性が
悪い。喉を詰めての口跡はいよいよ聞き取りにくくなっているのと、
考えての演技の中に過剰なところが見えてしまい、客席の自分自身に
とって緊張が続かなくなるのだ。

加えてというか、松王丸に相対する武部源蔵を務めるのが、サラサラ
度の高い梅玉だから、噛み合わないことはなはだしいものがあった。

まだまだ3日目だから、徐々にアンサンブルも練れていくだろうが、
これまでに観た『寺子屋』の中では、一番に長いと感じて疲れた舞台
である。女性陣は雀右衛門の戸浪、魁春の千代、藤十郎の園生の前。

涎くり与太郎を、昨年10月『ワンピース』上演中に左腕を骨折をした
猿之助が務めた。まだ少し左手の動きは慎重と見えたが、花道を引っ
込む時「襲名の舞台に出るために一生懸命リハビリしたんじゃ!」と
言って客席を沸かせていた……彼のための『寺子屋』でもあった。

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