顧話§今日の歴史~ちょうど60年~

1958年2月12日、ヴァレンタインのチョコレート。

今もって、ヴァレンタインデーとチョコレートという組み合わせには
不可解なものを感じている。ちょうど60年前“メリーチョコレート”
という会社が、ヴァレンタインデーにはチョコレートを贈る……言わ
ばこじつけをして伊勢丹で売り出したのが最初で、言うまでもなく、
日本独自のヴァレンタインデーの風習である。

それは例えば、平賀源内が夏枯れた鰻屋の店先に「本日丑の日」なる
貼り紙を出させて繁盛させたとか、もっと珍妙な恵方巻キャンペーン
と根っこになる部分は類似しているように思われるのだ。

そうして1月も下旬になると、デパ地下のチョコレート度が上がり、
その前を行き来する女性の姿も目につくようになる。

かくして義理チョコを贈る側も贈られる側も釈然としない、何だかな
儀式に少なからぬ日本の職場が巻き込まれてしまうが、その影には、
本命に勝負を賭ける健気な女性と、それを切実に待っているであろう
男子がいるということだ

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