騒話§地下鉄の車内に音楽が流れる

東京メトロが日比谷線の車内にクラシック音楽を流すのだそうで、そ
の試験運用が1月末から始まった。

何という馬鹿なことをするのだろう。これこそ大きなお世話である。
まずもって聴きたい人間はとっくの昔にスマホに音楽を取り込んで、
好きな音楽を聞いている。

要するに聴きたくもない音楽を“車内が和むように”とか、おかしな
勘違いをして垂れ流すのは実に迷惑な話ではないか。

個人的には取り込んだ音楽を電車の中で聴くことはしていない。それ
は、クラシック音楽の特徴が大きく影響している。例えば大編成の交
響曲などは、ピアニシモからフォルティシモまでダイナミックレンジ
が大きく、もしピアニシモが聴こえるように音量を調節するならば、
フォルティシモの音量は、鼓膜が破れそうなレベルになってしまう。
そのためにノイズキャンセリング機能の付いたヘッドホンを使う人も
いるくらいなのだ。

あまつさえ地下鉄の電車内は運行音がうるさく、そこにわざわざ聴こ
えたり聴こえなかったりする音楽を流す必要はないと思うのである。

これを書いている今、実際にどのような聴こえ方をしているものかは
知らないが、仮によく聴こえたとしたら余計に大きなお世話である。
試験運用が終わったら、即刻中止にしていただきたい。

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