顧話§今日の歴史~東風吹かば~

901年2月21日、菅原道真が大宰員外帥に左遷。

道真が太宰府に左遷されたのは当時の暦で昌泰4年1月25日である。

歌舞伎通し狂言の『菅原伝授手習鑑』は『車引』と『寺子屋』の2本
は頻繁に上演されるが、それ以外の演目が上演されることは少ない。
『加茂堤』や『賀の祝』なども1回か2回しか観る機会がないまま。

上に書いた2本から菅原道真が太宰府に流されたことをイメージする
ことは簡単ではない。道真の左遷を舞台化したものは『道明寺』の段
ということになるが、戦後に上演されたのは10回とちょっとでしかな
く、我々が歌舞伎を観始めた2001年以来、3回しかかかっていない。

人気演目に重点を置いて上演するのは、商業演劇においては至極当然
のことではあるが、企業であっても文化保存の役割も担っているのが
歌舞伎を運営する松竹の務めではないかと思うのだが。

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