顧話§今日の歴史~電車が動かない~

1992年3月27日、私鉄総連の春闘一斉ストライキ。

記憶をたどりつつあれこれ調べてみたら、関東と関西の私鉄9社によ
る最後の一斉ストライキだった。

1970年代や80年代は、まだまだ鉄道会社の組合がストライキを行って
いた時期で、当時の勤め人としては、ストの指定日に電車が動くかど
うかというのは切実なことだったが、ほとんどは早朝の時点で妥結が
図られ、午前中には電車の運行が始まって、午後までずれ込むような
ことはなかったはずである。

勤めに出て行くのも昼前後だったから、直接の影響を受けた記憶はな
い。

東京に出てきた1970年代前半は、けっこう長時間なストライキが行わ
れたこともあって、2日くらい動かなかったりもした。だから、電車
が来ることのない線路の上を目的地まで歩いて行ったりもしたのだ。

組合が、そんな力を持っていた時代は過ぎたが、組合が不要になった
わけではない。言うまでもないことだが、きちんと組織化された組合
は必要な存在で、それがなければどうして“労働者の権利”が守られ
るというのか……昨今の労働環境に加えて、政権や経済界が目論む労
働法制改悪については、強く発言して存在を知らしめねばならない。

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