週話§日曜消息~キーボードと向き合って~
ひょっとして……キーボードを叩くようになって50年が過ぎていた。
中学生の頃に、オリベッティのレッテラ32というタイプライターを父
親が買ってきてくれて、それで英文タイプを覚えたのだ。
長じて会社に入って数年したら、ワープロが導入されることになって
早速入力方法を覚えたが、富士通のオアシスというワープロは、親指
シフトという独自のキーボードが採用されていたので、最初は戸惑っ
たが、さほど時間を必要とせずに慣れたのは、英文タイプに親しんで
いたからだろうと思っている。
そんなワープロからパソコンに移行して、社員全員のデスクに置かれ
るようになったのは21世紀に入ったあたりのこと。
当然ながら英文キーボードでローマ字変換することになったが、これ
はもう悩むことなどはなかった。
それに加えて今は、ガラケーのメイル入力やタブレット端末の入力と
それぞれ違った方式だが、特に悩むことなくすんなりと受容してこな
している。六十代ともなれば、そもそもキーボードに向かう人の割合
が少なくなりそうに感じるが、半世紀前のタイプライターのおかげで
どうやら不便なことのない日常を過ごしているのだ。
《日常のトピックス一覧》
中学生の頃に、オリベッティのレッテラ32というタイプライターを父
親が買ってきてくれて、それで英文タイプを覚えたのだ。
長じて会社に入って数年したら、ワープロが導入されることになって
早速入力方法を覚えたが、富士通のオアシスというワープロは、親指
シフトという独自のキーボードが採用されていたので、最初は戸惑っ
たが、さほど時間を必要とせずに慣れたのは、英文タイプに親しんで
いたからだろうと思っている。
そんなワープロからパソコンに移行して、社員全員のデスクに置かれ
るようになったのは21世紀に入ったあたりのこと。
当然ながら英文キーボードでローマ字変換することになったが、これ
はもう悩むことなどはなかった。
それに加えて今は、ガラケーのメイル入力やタブレット端末の入力と
それぞれ違った方式だが、特に悩むことなくすんなりと受容してこな
している。六十代ともなれば、そもそもキーボードに向かう人の割合
が少なくなりそうに感じるが、半世紀前のタイプライターのおかげで
どうやら不便なことのない日常を過ごしているのだ。
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