旨話§寸胴一杯のカレー

3月の最終日にカレーを作った。

毎度毎度、変わることのない作り方である。ボウルに山盛りの玉葱を
粗みじんに刻んで、一時間ちょっと炒めて……そこまでで五分の四の
完了である。

使う鍋は、もう20年になる寸胴。容量は5リットルくらいで、そこに
嵩にして3リットルほどの玉葱を放り込んで炒めてやるのだが、30分
も炒めると、あっという間に嵩は半分以下になり、一時間を過ぎれば
鍋底数センチまで炒め煮込まれてしまう。

ここまれくればしめたもので、あとは適当なスパイスを入れ、プレー
ンヨーグルトに漬け込んだ豚肉、ホールトマト缶をぶち込んで、市販
のカレールーを入れて暫時煮込めば出来上がりである。

出来上がりの量は、寸胴に刻まれた目盛りで3リットルほど。これを
3日ほどで食べ尽くすことになる。夕飯はもちろん、言うまでもなく
昼食にも食べるのだ。

3日間のカレー三昧は、特に同居人がたっぷりと消費してくれるのが
ありがたい。そもそも食が細めだったりする中にあって、夫のカレー
を「おいしい、おいしい!」と、進んで食べてくれる。

ご飯にかけても食べるが、同居人の好みは食パンを主食にして、器一
杯のカレーをハフハフ食べるというもの。そこに茹で卵をプラスする
のもまた、我が家のお約束だったりするのだ。

最後に、カレーライスとして食べる時、我が家では福神漬は食べず、
夫は紅生姜、同居人はらっきょうで、さらにフライドオニオンをまぶ
すのだが、マーケットにあるはずのフライドオニオンの在庫がなく、
残念なこととなった……もっとも、こいつは危険な食べ物なのだが。

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