麥話§ビール純粋令五百二周年!

何と言っても、この日はビールにおける最大の記念日なので、毎年忘
れずに書き記しておく。

そうして、今年も年に一度の旅行の目的地は変わらず、ビール純粋令
の世界である。旅行期間中は、せいぜいうまいビールに舌鼓を打つの
だ。

日本のビールの多くは、米やコーンスターチといった混ぜ物が入って
醸造されている。ヱビスビールのように、純粋令に基づいて造られる
ビールはマイナーな国なのである。

個人的には、義理堅く純粋令由来のビールを呑んでいるが、だからと
いって、混ぜ物なしと混ぜ物のあるビールの違いがわかっているわけ
ではない。

ではあるが、ミュンヘンのビアガーデンで呑むビールは、明らかに日
本のビールとはまったく違うと感じる……錯覚ではないぞ。要するに
中世以来、営々と培われた蓄積がドイツビールの地位を揺るぎないも
のにしているのである。

日本のビールなど、明治以来ほんの百年ちょっとでしかないが、それ
でも“らしいビール”を造っているのではあるまいか。

酒を口にするようになって40年以上となり、呑める残り時間は、あと
20年あるかないかとなってしまった……最後の最後まで、ビールをお
いしく呑み続けたいものである。

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