継話§霜止出苗~七十二候~穀雨

穀雨の次候“霜止出苗(しもやんでなえいずる)”である。

ゴールデンウィークを前に、早くも初夏の様相となってしまった……
今年の大晦日は11月ではないかなどと与太を飛ばす人もいる始末だ。
というのは冗談にしても、まさか5月中に東京が梅雨入りしやしない
かとすら思ってしまうが、むべなるかな。

こうも季節の進行が早いことで、何かメリットでもあるだろうかと考
えてみたが、ちょっと思いつかない。季節物が前倒しで店頭に並んで
しまうだろうが、それはそれで勝手が違うと戸惑うことになるのだ。

5月にはこれ、6月にはこれと、体に沁み込んだスケジュールから抜
け出せないから、年寄りにしてみれば背中をずんずん押されているよ
うな気になるばかりである。

だから、どこかのタイミングで我々の時間と辻褄が合ってくれればと
思っているのだが、それとも我々のほうが今の季節の進行に合わせな
くてはならないのだろうか。

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