継話§蚯蚓出~七十二候~立夏

立夏の次候“蚯蚓出(みみずいずる)”である。

空の色が薄くなってしまった。秋から冬にかけての真っ青な空から、
今は“白っぽい青”に変わってしまっている。

我が家北側の窓から見える西行き航空路の飛行機も、うっかり見過ご
しそうなくらいで、さらに地表近くに目を移せば、ほとんど白色同然
で、これは大陸から飛来する黄砂の影響ということだろう。

薫風爽やかな5月というには、空の色がしょぼい感じなのは意外とい
いえば意外で、もっと青が濃いと思い込んでしまっていたのだ。

そうして街歩きをしている人たちも、すっかり夏姿になっているのは
言うまでもないのだが、なぜか……本当になぜか唐突に、冬の厚手の
コートを着ている人を見かけて、目が点になることがある。それは、
体質的に寒いと感じる人なのかどうか、さすがに直接尋ねるわけにも
いかないしなあ。

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