浮話§旅の恥は掻き捨て?

“旅の無知は掻き捨て”とも言うような気がする。日本人の中には、
無知は恥と考えない人もそれなりにいるようで、特に旅の空間で、そ
のことが露呈しても恬として恥じない様子の人も多い。

そうなる原因の大半は語学力の欠如であることと、基本的な知識不足
からくるはずで、それでも旅行したいと思うことが不思議でならない
のだが。

まあ、単に希薄な好奇心のみで名所旧蹟を巡るツアーだったら、添乗
員やガイドの後にくっついて歩けば行って帰ってくることはできる。
それゆえに“覚える”ことをしないのだと想像はできる。知らないか
ら、恥を恥とも思わずに済むのだ。

旅の恥以前にひどいレベルなのが、税金泥棒的なし崩しで行われてい
る県議会議員や市町村議会議員の“海外視察”と称する明らかな観光
ツアーである。

時折、そうした議員に向かってインタビューをした映像を見る機会が
あるけれど、どこに行ったのか……目的地すらろくに答えられないよ
うな輩もいたりして、それはもう税金返せ、議員辞めろと言いたくな
るのは当然のことではないか。

年に一度の我が海外の旅も一か月ほどに近づいてきた。そんな、恥を
掻き捨てるようなことだけはしないよう、我が身を戒めるのである。

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