暦話§カレンダーとインテリア

日本の家の中の設えを台無しにする……悪しき象徴的なものとして、
カレンダーを挙げようと思う。

最近はそれなりのデザインのカレンダーも売られているので、多少は
改善したかなと思わないでもないが、最大の元凶は年末に商店やお得
意先から配られる月めくりのあれである。その類で済ませてしまうの
で、わざわざちゃんとしたカレンダーを買うことなどはしない。

カレンダーの下に“◎〇商店”とか“□△株式会社”と麗々しく印刷
されていて、それが茶の間や居間の柱に下がっている様子こそ典型的
日本の風景なのだ。

もちろん、カレンダーの存在を否定などしているわけではない。備忘
録として、予定を記入するのに必要欠くべからざる存在なのだから。

ただ、そこをもう少し考えて体裁のいいものにしてやれば、画期的に
雰囲気が変わってくれるのは間違いない。だが、習い性というやつで
毎年もらったカレンダーをぶら下げているから、何も感じないのだ。

というわけで、我が家はそうしたカレンダーはどこにもぶら下がって
はいない。夫婦二人それぞれのデスクの上に小型の月めくりカレンダ
ーを立てていて、そこに予定を書き込むようにしている。

その程度であれば、下世話な感じはさほどせずで生活感が滲み出るよ
うなこともないと思うのだが。

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