拙話§急ぎ足の秋

帰ってきてこのかた――火曜と水曜はそうでもなかったが――気温は
30度を超えていた。

だが、朝夕の気温は20度台前半だったりで、そこに秋があることを感
じさせてくれる。8月20日に東京を発った時、まだ樹々には緑の葉が
繁っていたが、桜の葉は色が変わって既に落ち始めていたし、視界に
入る他の樹々の葉も色が変わりつつある。

明らかに秋の様相ではあれど、腰の重い夏がまだまだ居座っていて、
容易に暑さがどこかへと去ってしまうわけではない。

それでも、Tシャツやハーフパンツが徐々に頼りなさそうに感じられ
て、ワードローブにも変化が現れてくるのもそう遠いことではないだ
ろう。

尾瀬の小屋主に尾瀬一帯の空撮写真を送ったら「この頃は、まだまだ
緑だったのですね。今はもう、すっかり草紅葉に」と返事が届いた。
下界にある我が家付近も、ほどなく見た目は秋に舞台転換する時期は
そう遠くはない。

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