逝話§こんにちは六十四歳

一日明ければ、はい!64歳になってしまいましたとさ。やれやれ……
歳を取っていくばかりである。

生かされているうちは、できるだけ生き続けてみようと思う。お迎え
がやって来たら、じたばたすることなく“その時”を受け容れたいと
は思うけれど、どんなもんでしょうかねえ。

「あなたはどうでしたか?」と聞いてみたいけれど、聞きたい相手は
当然ながらあっちの世界に行ってしまっていて接触のしようがない。
だからしかたがない、せめては“眠るが如く”にあっちの世界に誘わ
れればなあと思う。

どんなに権勢をほしいままにしようが、どんなにちんけで卑小な存在
であろうが、死なない人などいない!というのが世の習いである……

この世をば我が世とぞ思ふ望月の 欠けたることもなしと思へば

……などと詠んだ人もいたが、当然ながらしかるべく身罷っている。
永遠の命を得ようと目論んで、様々な不老不死、不老長寿の方策を探
ったのは中国の皇帝だっただろうか。巨万の富を積もうが、どのよう
な知恵を動員しようが、死は誰に対しても平等に降りかかってくる。
そういうものなのだ。

《私事のトピックス一覧》

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック