態話§旅の日常化

旅の日常化とは……単純に、普段我が家で過ごしている時とおおよそ
同様の行動を行うような意味だと考えればいい。

そんな日常化の始まりは、夫婦で2回目の海外旅行をした時のことで
ある。1987年7月、ミュンヘンに一週間滞在した時のことであった。

ふと思い立って、歯磨きを買いに行ったのだ。買いに行ったのは街中
に建つデパートの家庭用品売り場で、当たり前のことだが、その時に
異なる場所であっても生活するという行為に変わりはないことを学ん
だのだ。

その後、旅するごとに日常化の度合いは進化していって、デパートの
ような大規模店舗ではなく、普通の商店やらスーパーマーケットに行
って買い物をするようになったのである。そうした中には、書店漁り
はもちろんだが、文房具店のようなところに足を延ばしたりもする。

買うものは、歯磨きに始まって旅行中に必要と思われる食料品やら、
最近はビオ系コスメの店で、シャンプーした後のコンディショナーを
おもしろがって探すようになった。

画像

何度も書いていることだが、我々の旅行は移動型ではなく、あくまで
も滞在することを基本に組み立てているから、名所巡りよりは漫然と
した街歩きの日々でしかないのだ。

《海外旅行のトピックス一覧》

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック