ひだまりのお話

アクセスカウンタ

zoom RSS 踊話§メータ&バイエルン放送交響楽団

<<   作成日時 : 2018/11/27 00:00   >>

トラックバック 0 / コメント 0

ミューザ川崎、日曜日18時開演のズビン・メータ&バイエルン放送交
響楽団の演奏会を聴いてきた。

画像

シューベルト:劇付随音楽『ロザムンデ』序曲 D797
シューベルト:交響曲第3番 D-Dur D200

**********************休憩**********************

ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』

[アンコール]
チャイコフスキー:白鳥の湖からワルツ

画像

マリス・ヤンソンスのキャンセルに伴い、前半のプログラムがシュー
ベルト2曲に変更された。ステージに登場したメータは、ステッキを
手に、横の介添人に支えられ……悪性腫瘍から回復途上と聞いた。

そうして、シューベルトもストラヴィンスキーも椅子に座っての指揮
だが、3曲とも暗譜である。

ロザムンデ序曲はヴァイオリン12−コントラバス4だったのが、3番
ではさらに編成が小さくなって10−2型というもの。それでもミュー
ザの音響が良好なので上階でも過不足なく聴こえた。さらに木管楽器
の個性が際立っているとも感じた。

メータの指揮は無理をせず最小限の指示で“安全運転”と言えなくも
ないが、オーケストラがよく鳴ってくれるので問題はないものの、少
しばかり物足りなさを感じてしまうのだ。

休憩後、お目当ての『春の祭典』は、ステージ一杯のオーケストラで
賑やかし大好きな身には、それだけでうれしくなる。演奏は手慣れて
そつのないもの……もう少しギシギシと軋んでくれてもいいのだが、
パーカッション組が醸し出すアコースティックには感心しつつ満足。

“春の輪舞”のヴィオラの艶めかしさには、しばし陶然とさせられ、
バイエルン放送響の卓越した伎倆をいたるところで堪能できた。

残念ながら、音楽が終わる最後の最後はちょっと緩みが感じられて、
凄味がないままに終わってしまったが、メータもあの体でよく振りに
来てくれたと感謝である。

アンコールはチャイコフスキー『白鳥の湖』からワルツ。いつもは、
編成の小さいオーケストラピットからの音楽しか聴いていなかったの
が、16−8型の分厚い弦でたっぷり演奏されたものだから、大満足。
バレエ音楽でなく、コンサートピースとして聴いたのは初めてかもし
れない。

そして『白鳥の湖』初演が1877年で『春の祭典』初演が1913年。36年
の時間の経過の中、かくも音楽が変容するものかと驚かされもした。

拍手に応えてメータの“一般参賀”は、車椅子に乗っての登場だった
が、順調な回復を期待するものである。

終演は20時。ちょうど腹も空いたタイミングで、ミューザ隣のショッ
ピングセンターのとんかつ屋で夕食にした。

付記:32年前の1986年10月、サントリーホール柿落とし公演の一環で
エフゲニー・ムラヴィンスキーとレニングラード交響楽団の演奏会が
行われたが、高齢のムラヴィンスキーがキャンセル。マリス・ヤンソ
ンスが代わりに指揮をした。月日は流れて、ヤンソンスがキャンセル
代わりの指揮者による公演を聴くことになるとは。


《クラシックのトピックス一覧》

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
     
踊話§メータ&バイエルン放送交響楽団 ひだまりのお話/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる