戯話§カメラの前で踊る人

テレビのスポーツ中継やら街頭中継に付き物なのが、テレビカメラの
前でおふざけをする人たちである。

はしゃぐ彼らだけが映っているのであるなら、他愛のないことだ程度
で片づけられるが、彼らの手前にはインタビューが行われていて、ま
じめなやり取りが行われている……その後ろで様々な愚にもつかない
“パフォーマンス”を展開している様子は、何とも見苦しいもので、
みっともない。

これもまた、どれほどの視聴者がテレビ画面を眼にしているものか、
そんな想像力が欠如しているがゆえの所業といえるだろう。

正月恒例のニューイヤー駅伝や箱根駅伝を観ていると、テレビカメラ
の位置がわかっていることで、様々なことが行われていると見て取れ
る。

歩道をランナーと競争する子どもたちはまだしも、携帯電話を片手に
中継カメラに手を振ることから始まって、中には宣伝もどきのパネル
や幟を掲げる輩も存在しているのは、何ともさもしい限り。

おそらくはテレビ局にも苦情が届いていると思われて、そうしたあれ
これがカメラに映ると、速やかに、かつさり気なく画面を切り替えて
くれるようになった。

と、思い出したのは、大相撲中継で向正面の解説者が映ると、後ろの
桟敷に座っている客が解説者の背後からちょっかいを出していること
で、これも最近は見苦しい客がいようものならさっさと画面が切り替
わるようになった気がする。

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