玉話§卵かけご飯とか~TKG~
子どもの頃は、今以上の偏食だった……ひどいものである。
食べるものの範囲も極端に狭くて、それでも生きてこられたのだから
人間なんてそんなものなのだと、振り返って改めて思うことなのだ。
それにしても、やっぱりTKG(卵かけご飯)のうまさは何だろうかと
しみじみ考えてみる。炊き立て熱々のご飯に卵を割り入れ、醤油を垂
らして混ぜる……それだけの、料理にもならないご飯茶碗一つの食べ
物のうまいことよ。
だから、子どもの頃の朝ごはんといえば、卵かけご飯ばかりの毎日な
のだった。
そうしてもう一つ。卵かけご飯ほど頻繁ではなかったが、やはり朝食
としてよく食べていたのが“バター溶かしご飯”である。これはもう
バターの香ばしい馥郁とした風味が食欲をそそってくれたのだ。
そして今、卵かけご飯は月に2回か3回くらいは食べていると思うが
バター溶かしご飯は、もう長いこと口にしたことはない。よく考える
なら、バターを溶かして醤油を垂らすなど、正気の沙汰とは思えない
食べ物ではなかろうか。
それじゃあ、トーストにバターを塗るっていうのとどう違うのか……
そう突っ込まれると返す言葉はないのだけれど、ともあれ、さすがに
遠慮申し上げたい年齢なのである。
《B級グルメのトピックス一覧》
食べるものの範囲も極端に狭くて、それでも生きてこられたのだから
人間なんてそんなものなのだと、振り返って改めて思うことなのだ。
それにしても、やっぱりTKG(卵かけご飯)のうまさは何だろうかと
しみじみ考えてみる。炊き立て熱々のご飯に卵を割り入れ、醤油を垂
らして混ぜる……それだけの、料理にもならないご飯茶碗一つの食べ
物のうまいことよ。
だから、子どもの頃の朝ごはんといえば、卵かけご飯ばかりの毎日な
のだった。
そうしてもう一つ。卵かけご飯ほど頻繁ではなかったが、やはり朝食
としてよく食べていたのが“バター溶かしご飯”である。これはもう
バターの香ばしい馥郁とした風味が食欲をそそってくれたのだ。
そして今、卵かけご飯は月に2回か3回くらいは食べていると思うが
バター溶かしご飯は、もう長いこと口にしたことはない。よく考える
なら、バターを溶かして醤油を垂らすなど、正気の沙汰とは思えない
食べ物ではなかろうか。
それじゃあ、トーストにバターを塗るっていうのとどう違うのか……
そう突っ込まれると返す言葉はないのだけれど、ともあれ、さすがに
遠慮申し上げたい年齢なのである。
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