頭話§おじぎハンコの愚

いかにも日本的会社社会の話だと呆れ返ってしまったのが、おじぎハ
ンコという“奇習”のことである。

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上のようなハンコの押し方のことで、担当者から始まって最終決済者
である部長だったり社長は真っすぐに押すというのだ。

そんな馬鹿馬鹿しいことをまじめ腐ってやっている会社があるのかと
思っていたら、某銀行がそうだと聞いて、ひっくり返ってしまった。

宮仕えしていた会社は、そんなあたりのこだわりについては実に希薄
だったと思う。少なくとも自分が所属していた部署においては、その
ような風習は存在していなかったのである。

一つだけ記憶に残っているのは、入社した当時の社長が昔気質の人で
何か気に入らない決済をしなくてはならない時、印鑑を逆さまに押し
たという話は聞いたことがあって、それが時には横向きだったことも
あるらしい。

いずれにしても印鑑一つでこんな愚行がまかり通っているのは、日本
くらいのもので、いかにもムラ社会を象徴するような話ではないか。

まあ、昨今は電子印鑑が普及しているから、システムを変更して部下
の印鑑をおじぎさせようとしない限りは、当然ながら全員が真っすぐ
に印鑑が押されているはずなのだが。

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