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zoom RSS 彷話§さまよえるオランダ人〜東京・春〜

<<   作成日時 : 2019/04/09 00:00   >>

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気持ちよく気温が上がった日曜日の午後、桜も少し散りかかりの上野
は東京文化会館で東京・春・音楽祭『さまよえるオランダ人』を聴いて
きた。

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指揮:ダーヴィト・アフカム

オランダ人(バス・バリトン):ブリン・ターフェル
ダーラント(バス):イェンス=エリック・オースボー
ゼンタ(ソプラノ):リカルダ・メルベート
エリック(テノール):ペーター・ザイフェルト
マリー(メゾ・ソプラノ):アウラ・ ツワロフスカ
舵手(テノール):コスミン・イフリム

管弦楽:NHK交響楽団
ゲストコンサートマスター:ライナー・キュッヒル
合唱:東京オペラシンガーズ

当初、ダーラントを歌う予定のアイン・アンガーがキャンセルしてオ
ースボーに変更となった。

さて……何を演奏しているのか何ともまとまりのない第1幕の後、い
っそ帰ってしまおうかと思ったが、そこはぐっと堪えて、なぜか設定
された30分の休憩後、最後まで聴き続けたのだ。

一番の問題は指揮者だったのではないか、とにかくオーケストラのま
とまりが悪過ぎた。一昨年演奏された『ニーベルングの指環』最後の
『神々の黄昏』に向かって調子の上がったN響が、振出しに戻ったよ
うな印象。これまでになく、ゲストコンサートマスターを務めたライ
ナー・キュッヒルの音色が浮き上がり、悪目立ちして聴こえるような
アンサンブルには首を傾げるしかなかった。それに引きずられてか金
管楽器の“瑕(きず)”も散見された。

とはいえ、休憩後はクライマックスに向かっていくぶんか調子は戻っ
ていったが、オランダ人を聴いたという気分にはほど遠く。

歌手では、アイン・アンガーの代わりに歌ったイェンス=エリック・
オースボーのダーラントが深く柔らかいバスの声が印象に残った。タ
イトルロールのブリン・ターフェルの性格描写もまた。リカルダ・メ
ルベトも、ヒステリックになりがちなゼンタからは距離を取って歌っ
ていたのではと思った……オペラシンガーズの合唱は、相変わらずの
安心感。

終演は18時前だが、やはり30分の休憩は不必要ではなかったか。

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