邂話§尾瀬初夏水芭蕉[7]長蔵小屋周辺逍遥

[承前]

湿原を流れる小さな沢も満々と水を湛えて流れているのをあちこちで
見た。茶褐色の湿原もほどなく緑へと変容していくことだろう。

↓尾瀬沼北岸の沢
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↓尾瀬沼越しにお約束の皿伏山も
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大江湿原に着いたのは12時半ちょっと前。尾瀬ヶ原より標高が高い分
だけ、春の訪れが少し遅いかなと感じた。

↓大江湿原手前の高みから……晴れてくれたのはうれしい
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大江湿原を歩きながら、沢沿いに水芭蕉は咲いているが、湿原本体の
水芭蕉は見かけなかったことに気がつく。

↓木の間越しに長蔵小屋の建物が見えてきた
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↓尾瀬塚の三本落葉松も若葉が少しずつ
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青空の下、のんびりと尾瀬充にこれ努める老境の登山者独りである。
振り向けば燧ヶ岳の雄姿が青空をバックに聳え立っているのだ。

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↓尾瀬塚の先には平野家の墓“やなぎらんの丘”が
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そして長蔵小屋に到着したところで、腹が……へった。玄関前の“や
まね食堂”でカレーにありつく&黄金の円柱も忘れないぞ。

↓変わらぬ佇まいの長蔵小屋玄関
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↓おっと、カレーライスだ
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↓夕食、朝食、入浴時間の案内
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そして指定された部屋は尾瀬沼と燧ヶ岳が林越しに見える……ここは
好きな6畳部屋である。

↓この日もお客は少なく、合部屋ではなかった
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↓靴とザックを下ろしたら、散歩に出てみよう
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至仏山や燧ヶ岳に登ることもないから、歩行時間は長くて3時間半。
だから早い午後には行動は終了、山小屋に着いたらのんびりと休養に
努められるのはありがたい。
↓散歩で尾瀬沼畔に出たら波立つ沼をバックに燧ヶ岳が
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17時過ぎに入浴。少し痛む右膝靭帯を労るべく、ゆっくり浸かった。
そうして17時半の夕食時間となった。

↓夕食は和洋折衷。メインは鶏さんでした
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黒金星の円柱2本でしっかり水分を補給しつつ、出されたおかず類も
すべて平らげ、満足満足の夕食だった……人間は動かなくてはいけな
いのだと改めて認識するのであるが、反省は常に足りないのである。

↓腹ごなしの散歩をしている間に、太陽は燧ヶ岳の後ろに隠れた
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陽が沈むと気温が下がってきた。消灯前の一時間ちょっとを談話室で
過ごす。薪ストーブの暖かさが幸せを運んでくれていた。

↓談話室の窓越しに母熊を待つ子熊1匹
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部屋に戻る前、ちょっと表に出たら多くの星が瞬いていた……天空に
北斗七星が君臨しているのを確認、21時には布団に潜り込んだ。
                            [続く]

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