変話§腐草為蛍~七十二候~芒種

芒種の次候“腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)”である。

東南アジアのスポンジに水を含んだような湿気満点の空気の中に生き
て“じめじめしている”とか“鬱陶しい”とか愚痴をこぼすと、罰が
当たるよなあと思うのは、ドイツあたりの乾燥気候の洗礼を受けた時
だったりする。

ドイツにニベアが厳然と存在し続けている理由こそが、乾燥気候であ
ることを物語っているのだ。

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ドイツやオーストリアを旅行して何日かすると、肌がさらさらになっ
ていることに気がつく。短期旅行者としては、日本とは違う空気感を
感じつつ、何となくそれが気持ちいいと思ってしまうが、実はお肌の
大敵であることは、現地の人たちで一目瞭然なのである。

だから保湿製品が発達するわけで、それこそ石鹸の類にも入っている
ことは、洗いすすいでも石鹸分の中の保湿成分がなかなか落ちないこ
とでわかるのだが、最初はそれがなんとも気持ち悪くて、石鹸分が落
ちないように思い込んでいたのだった。

そんな乾燥気候にもいいことはあって、その第一が昼間にビールを呑
んでも、体内からあっという間に酒っ気が抜けてくれることで、同じ
ことを日本でやると、アルコール分が体内に溜まって気怠いことこの
うえないのである。

《七十二候のトピックス一覧》

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