変話§菖蒲華~七十二候~夏至

夏至の次候“菖蒲華(あやめはなさく)”である。

北緯50度に迫ろうかというエリアを旅行しているが、6月か8月に予
定されている年に一度の旅行の時は、このところ猛暑の大当たりなの
だ。

当然ながら現地の人間もそのことに気がついていて、彼らが着ている
夏服も、20年前に比べれば、さらにさらにカジュアル度が上がってき
ている。

それは、コンサートやオペラのお客さんを見れば歴然。かつてはそれ
でもスーツにネクタイを締めていたのが、この20年ほどの間、徐々に
男性のノーネクタイ度が上がってきたのだった。

ベルリンは土地柄もあって、ずいぶん前からカジュアル度は高かった
が、遅ればせながら保守的なミュンヘンの歌劇場でもノーネクタイの
お客さんが珍しくなくなっていたのだ。

というわけで“それならば”と、異邦人も都合よく追随させてもらっ
て、カジュアルなジャケットを軽く羽織って、オペラやコンサートに
出かけていくのである。

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