徨話§ベルリンとアルプス[7]野外コンサート

[承前]

怒涛の一夜が明ければ日曜日。この日と月曜日は夜のオペラや演奏会
の予定を入れていないので、気楽に過ごすことができる。

とはいいながらも、今日は13時からすぐ近くのベーベル広場で野外コ
ンサート“Staatsoper für alle”が行われるので冷やかしに行く。
↓当日、広場で配られていた無料のプログラム
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この時期恒例の催しで、指揮をするのは相も変わらずダニエル・バレ
ンボイム。1曲目のメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の独奏は
歌劇場管弦楽団のコンサートミストレスで韓国出身のリー・ジヨン。
メインプロはブラームスの交響曲2番と、完全にコンサート・ピース
ではありませんか。

無料だし、出入り自由なのをいいことに、ホテル直近のイタリア料理
屋でランチを食べて、ウンター・デン・リンデンの通りからベーベル
広場の会場に向かう。着いた頃、既にメンデルスゾーンは第2楽章に
さしかかっていた。
↓大型ディスプレイで広場を俯瞰すると……大観衆が
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そして休憩なしにブラームスの交響曲が演奏された。野外でPA使用
だからと思っていたが、音量がうまいことコントロールされていて、
想像よりはまっとうと感じたのだ。
↓左が国立歌劇場。ステージの奥が聖ヘドヴィヒ大聖堂
DSC04890.JPG
演奏はそれなりにしっかりしたもので、十分に楽しめるものだった。
アンコールはチャイコフスキーのポロネーズ。その頃には空から少し
ばかりぽつりと落ちてきたが、たいしたこともなく野外コンサートは
無事に終了したのである。
                            [続く]

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