逍話§尾瀬初秋2019~鹿に二度も遭遇!~

[承前]

時刻は9時半頃だったから、下田代十字路から段小屋坂を一時間ちょ
っと歩いたところで、鹿に出会ったのだ!
↓おや、こんにちは
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“聢(しか)と見れば鹿”という詰まらない駄洒落があるが、聢と見な
くても鹿であることは誰でもわかる。自然の中に棲息している大きな
哺乳類が眼の前にあるという事実に、遭遇した瞬間はどういう事態か
頭がまわらなかった。
↓でまあ……葉っぱモグモグ
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↓ここまで至近距離
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事態を呑み込んだ後は、鹿さんの機嫌を損ねないよう、できるだけ音
を立てず、あわてることなくカメラを取り出してシャッターを切って
みた、短い動画も2本ほど撮ってみたが、新しいカメラの動画がハイ
ビジョン仕様なので、驚くほど生々しく撮れているのが下である。

日光付近には、およそ2万頭の鹿が棲息していると言われていて、そ
の中で尾瀬まで餌を求めてくる鹿も少なくないと聞いた。そんな侵入
者のおかげでニッコウキスゲが喰い荒らされ、夏の尾瀬ヶ原を寂しく
している張本人なので、ワナや高圧電流さらには猟銃も使っての駆除
が行われているのだ。

そんな中にあって、こうしてぽてぽてと歩いている登山者の眼の前に
姿を現しては平然と餌を漁っているのである。しかも最近は、人間が
近くにいても敏感になって姿を隠すこともしなくなった。
↓のんびり後をついて行ったら、この後右の藪に消えていきました
KEN00763.JPG
かくして数分の間、一番近くて10m以下まで近づいての、我が尾瀬歴
初の“鹿遭遇”を体験したのである。

その後、40分ほど歩いたところで二頭目に遭遇した時は、特に驚くこ
ともなく、再びカメラを取り出したのである。
↓二頭目は、一頭目よりやや小さかった
KEN00768.JPG
                            [続く]

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