樹話§年金を受け取る件

会社を定年退職したのは60歳満了となる日のことだった。そして61歳
で老齢厚生年金を受け取り始めた。我々の年齢までは61歳からの支給
で、一年下は62歳からの支給となる。

そうして65歳を迎え、間もなく老齢基礎年金の支給もスタートする。
おかげで、まあまあ何とか生活を営むことができているのはありがた
いことだ。

職を得て、37年半の間営々と厚生年金保険料の支払いを続けてきた。
といっても会社からの給料から自動的に天引きされるから、本人のあ
ずかり知らないところで積み重ねられてきたものが、今こうして現実
のものとなってくれている。

会社には行った時、年金手帳を受け取ったが、二十代のその当時に、
年金なるものが何であるのか、定年退職した後にちゃんと支給される
ものか、そんなことは何もわからずに過ごしてきた……当然のことで
あろう。

もちろん、先々の年金支給云々に関して不安な見方が多いということ
に関しては無理もないことだと考える。

こうした社会保険の類を否定し続けて生活してきた人間が、ある日、
不慮の病に倒れて動きが取れなくなってしまったが、現在は介護保険
の適用を受けてリハビリに励んでいるという記事を読んだ。

現状が資本主義社会であれ、社会民主主義社会であれ、社会主義社会
であれ、福祉政策は必要欠くべからざる存在であることは否定できず
それゆえに、国を司る政治家も官僚もすべからく、あるべきシステム
を維持し続けていくことを強く真摯に自覚しなければならないのだ。

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