活話§“ライブ”に行かない日本人?

テレビで見れば“それでよし”と思っているのかどうか……日本人は
特にスポーツの類を出かけていって観ることが少ないと感じる。

もちろん、プロ野球やサッカーのJリーグはそれなりの観客数を記録
してはいる。ラグビワールドカップも毎試合数万人の観客を集めての
日々だったが、問題はこの先であろう。

それで、ドイツあたりに旅行していてスポーツ専門のテレビチャンネ
ルを眺めていると、いわゆる日本ではマイナースポーツと呼ばれる類
のスポーツの現場……特に野外のスポーツに、けっこうなお客さんが
集まっていることに驚かされる。

いちいち、あのスポーツこのスポーツと挙げることはしないが、それ
はもう感心することなのだ。

つい3年前だが、3日間行われたフェンシングの全日本選手権では、
観客は延べで900人、それもほとんどが関係者ばかりだったという。

そして、今回の選手権が目前のフェンシング協会会長が「ラグビーに
行かないで、フェンシングにも来て」という発言をしたのだが、むべ
なるかなである。

それがドイツあたりだと、へー!っとうなるほど“こんなスポーツ”
であってもお客さんが観にきているのだ。それは、おそらく彼我にお
ける娯楽環境の差異であると言ってもいいのではなないかというのが
我々の見立てなのだが。

とにかく彼らは、実にこまめに外に出かけていくわけで、旅行してい
て、実際にそれを目の当たりにするのだが、それはある意味、太陽が
出ている間は積極的に外に出るという有史以来の“習性”なるものの
存在も大きいのかもしれない。

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