軌話§京王線あれこれ[56]ダイヤ編成の件

[承前]

現役宮仕えだった頃は、ダイヤ改定に関して当然ながら敏感だった。
もちろん事細かに覚えるわけではないが、基本的な部分はしっかりと
押さえて対応していたのだ。

それが定年退職直後に行われた改定以来、上りはまだしも、下りの、
特に都営新宿線のダイヤに疎くなってしまって今に至っている。

新宿線内に急行は走っているが、これがなぜか笹塚止まり。かと思う
と、かつては相模原線だけだったはずの京王線乗り入れが、高尾山口
行きなんてのが加わっていたりして、すっかり覚える気をなくした。

まあ、月に一回か二回程度の神保町往復だから、いちいち覚えずとも
それほど困ることはないのだが、かつてのように停車駅の少ない急行
系が相模原線内を走るのは朝晩に限られ、日中は快速と快速とあまり
変わらない停車駅の区間急行がもどかしく運行しているのみ。

そんなわけで、余計に覚えるのが面倒になってしまったのであった。
要するに、急ぐ旅でもなし……やって来た電車に乗って、どうせ笹塚
で乗り換えることになるのだ。

さらに、近年複々線化が成った小田急に乗ると、さらに複雑怪奇で、
準急、急行、快速急行が頻繁に運行していて、まったく訳がわからな
い。登戸で準急向ヶ丘遊園行きなる中途半端な電車を降りたすぐ後、
快速急行が連続してやって来るものだから、たまにしか乗らない利用
者は右往左往してしまうのである。
                            [続く]

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