紙話§ティッシュペーパー~小さくなった~

ティッシュペーパーが小さくなった。いつ頃からのことだったかは、
記憶にない。気がついたら小さくなっていたのだ。

これと似たようななケースにバターがある。かつては半ポンドと覚え
ていて、一箱225gだったバターが、いつの頃からか200gになってし
まっていた。要するに値上げをしたくないがゆえに、一計を案じての
結果が、値段は同じで量を減らすというものだった。

みみっちいとか世知辛いといえばその通りで、つまらないごまかしか
たのように感じられてならない。

そういえば去年あたりだったか乳製品の価格が高騰した時、某メーカ
ーが1リットルのパックを、値段据え置きで900mlに変更したのだ。

だが、これもまた姑息なやり方ではないかと感じたのだった。それに
わざわざパックのサイズを変えるなどと、そうまでして製造工程を変
更する意味があるのだろうか。

もちろん消費者にしてみれば、値上げが好ましいわけではないが、や
むを得ない値上げを寛恕することはやぶさかではない。それに何より
1リットルのパックを前提で料理に使っている人だっていないわけで
はないだろう。

最初に戻るが、ティッシュペーパーが小さくなったことで、使いにく
くなったような節は――個人的には――見当たらない。だが、何とも
頼りなくなってしまったのもまた事実ではある。

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