織話§ウェールズQのベートーヴェン[2]

昨日は第一生命ホールでウェールズ弦楽四重奏団のベートーヴェン・
チクルス2回目……9月以来のこと。
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弦楽四重奏曲 第9番 C-Dur Op.59-3 『ラズモフスキー第3番』

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弦楽四重奏曲 第15番 a-moll Op.132

ラズモフスキー3番も15番も、実演を聴くのは今年3度目である。

ラズモフスキー3番はクス、エベーヌ、ウェールズで、15番がベルチ
ャ、クス、ウェールズだった。

エベーヌのラズモフスキーがあまりにも圧倒的に過ぎた記憶を引きず
ったままだったので、比較するのは意味のないことと思いつつも、ウ
ェールズの芸風である繊細な表現は、線が細いと感じられてしまい、
エベーヌの強烈な印象を払拭するに至らないまま。

彼らの美点を生かしつつ、彼らなりのベートーヴェンが構築できるも
のか……時になりふり構わずみたいなパフォーマンスも必要なことと
思うのだが、彼らはそうした行き方を選択することはないように思わ
れる。そうした頑固さが功を奏することもあるが、手枷足枷になって
動きが取れなくなることもあるのだ。

全曲演奏チクルスはこの先あと4回行われるのだが、聴きに行くのが
ちょっとしんどくなってしまっている。

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