旨話§栃尾の不思議な油揚げ

初めて食べたのは、神保町の新潟ラーメン“おもだかや”(既に閉店)
だった。

“ジャンボ油揚げ”とか言われて話には聞いていたが、実際に注文し
たのは20年近く前のこと。おもだかやは、新潟地酒と新潟の酒の肴も
売りにしていて、日本酒の2、3杯とつまみを2つくらい注文して、
最後にラーメンで締めても3000円でお釣りがというリーズナブルさで
重宝していた。返す返すも残念な閉店である。

その新潟の酒の肴の一つが“栃尾のあぶらげ”で、確か300円だっ
たと思うが、注文すると厚みを切ってその中に刻み葱をたっぷり入れ
電子レンジで熱くしてから、おろし生姜をのせ、ラーメンのタレをか
けて供してくれるのだ。

見た目は長い厚揚げのようだが中身はふんわりと軽い。たっぷり入っ
た刻み葱が電子レンジで温められてしんなりとしてうまい。これだけ
で酒の二合はいけてしまうのだ。

先週末に出かけたデパートの食料品フロアで売っているのを見つけて
久々に2本買った。味噌に漬け込んだのもあって、それはそれでうま
いが、そのままを買って自宅で葱を詰めて、電子レンジでシンプルに
温めるのが一番好きである。

というわけで酒が進んでしまう……。

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