電話§ワープロとフロッピー[上]

初めてワープロをいじったのは、確か1985年のこと。機種は富士通の
“オアシス”だった。

オアシスは“親指シフトタイプ”という独自の文字配列キーを使って
いて、曲りなりに英文タイプを打てた身からしても奇妙な配列だった
が、データ作成を集中する必要があったのが奏効して比較的短時間で
文字入力ができるようになった。慣れてしまえば親指シフトの入力は
実にスムーズだと言うことができる。

入力する時に大きな助けになったのが“単語登録”で、似たような熟
語――その時は地名――などをあらかじめ登録しておけば入力のスピ
ードが飛躍的に上がると知って狂喜したのだ。

最初のオアシス(100シリーズだったか)はというと、5.25インチフ
ロッピーを2枚入れるようになっていた。最初に入れるのはシステム
を起動させるためのもので、もう1枚が文書保存用である。

それにしてもと思い出して、引き出しから5.25インチフロッピーを探
し出してみたが、いやはや……つい20年前がこれだったのかと感慨深
く思った。その後、あっという間に5.25インチは何処へと去って行き
3.2インチの時代がしばらく続いたのだった。

2HDで1MB書き込めるというのは、普通のテキスト程度であれば、
十分以上の要領で便利な時代になったものだとしみじみ思ったのだ。
                            [続く]

★ヴォルテールの言葉★

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