響話§ベルリン・フィルを本拠地で聴く[1]
ベルリンを訪れたのは1998年以来4回。本拠地のフィルハーモニーで
ベルリン・フィルの演奏会を聴いたのは延べ5回である。
1998年の11月末に長めの休暇が取れることになったので、長年の懸案
だったベルリンへの旅が実現した。目的は、国立歌劇場でバレンボイ
ムが振る『ニーベルングの指環』の通しと、クラウディオ・アバドが
ベルリン・フィルを振った『トリスタンとイゾルデ』の演奏会形式な
どなど。
まだまだネット予約がままならなかった頃で、指環の通しチケットは
ファックスで予約のやり取りをした。肝腎のトリスタンは、発売日に
出遅れてしまって気がつけば完売。ベルリンで1回だけの公演なので
無理もない。結局、宿泊するホテルに依頼したが、意外とあっさり取
れてしまって拍子抜けをした。手数料もそれほど法外ではなかったと
記憶している。
今になって思うのは、よくぞ絶妙のタイムスケジュールでワーグナー
の重量級がセットされていたものだということだが、その話はいずれ
また。
ということで、初めてのフィルハーモニー詣がようやく実現する運び
になったのだった。
[続く]
《クラシックのトピックス一覧》
ベルリン・フィルの演奏会を聴いたのは延べ5回である。
1998年の11月末に長めの休暇が取れることになったので、長年の懸案
だったベルリンへの旅が実現した。目的は、国立歌劇場でバレンボイ
ムが振る『ニーベルングの指環』の通しと、クラウディオ・アバドが
ベルリン・フィルを振った『トリスタンとイゾルデ』の演奏会形式な
どなど。
まだまだネット予約がままならなかった頃で、指環の通しチケットは
ファックスで予約のやり取りをした。肝腎のトリスタンは、発売日に
出遅れてしまって気がつけば完売。ベルリンで1回だけの公演なので
無理もない。結局、宿泊するホテルに依頼したが、意外とあっさり取
れてしまって拍子抜けをした。手数料もそれほど法外ではなかったと
記憶している。
今になって思うのは、よくぞ絶妙のタイムスケジュールでワーグナー
の重量級がセットされていたものだということだが、その話はいずれ
また。
ということで、初めてのフィルハーモニー詣がようやく実現する運び
になったのだった。
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