覇話§プロムス“ザ・ラストナイト”

去年あたり見損ねたかなと思われるプロムスのラストナイト・コンサ
ートだが、今年は先週末に放送していたので録画した。ちょっとだけ
つまみ見した程度であるが……

相変わらずイギリスらしいお祭り騒ぎ

……コンサート全体の感想ではなくて、最後のお決まりで演奏される
数曲の中の『ルール・ブリタニア』という曲の歌詞についてである。
いかにも覇権国家の歌らしいが、まず日本語の歌詞の一部である……

ブリタニアよ支配せよ! ブリタニアよ大海を支配せよ!

我らブリトンは決して隷属者にはならぬぞ!♪


……とあって、さて当該する英語の歌詞はというと……

Rule, Britannia! Britannia, rule the waves!

Britons never never never shall[will] be slaves!


……となっている。問題は“shall”か“will”ということなのだ。

中学で習った基本的な英語でも“シャル”のほうが“ウィル”よりも
強い意志を示すとあった。それで長いことプロムスの中継録画を観た
限りでは、ロイヤルアルバートホールの聴衆は“シャル”派であるの
だが、多元中継の何か所かのオープンエアの会場からは“ウィル”と
聞こえるような気がするのだ。

これはおそらく、会場に設置された巨大モニターに歌詞が流れるので
はないかと想像できる。異邦人ではあるのだが、そういうニュアンス
を学習した身にしても、やっぱり“シャル”で“ウィル”だと、発音
のせいもあるのだが、何となく緩く聞こえてしまうのである。しかも
“never never never”とご丁寧に三回も連呼しているではないか。

ちなみに、我が家にあるラストナイト・コンサートのCDでは……

will

……で歌われていたりしていて・・・微妙に温い印象。

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