季話§蟄虫培戸~七十二候~秋分

秋分の次候“蟄虫培戸(むしかくれてとをふさぐ)”である。

セミの鳴き声も切れ切れとなってきた。土曜日にはツクツクボウシを
聞いたのだが、さてセミの声がいつ途切れることだろう……ここ数日
のうちにはかなとか思うが、盛りの時はうるさいとしか思っていなか
った蝉時雨も、単発で鳴いているのを聞くと寂しいものだなどと思っ
たりするようになるとは。

先週土曜日にドイツ文化会館の演奏会を聴くために青山通りを歩いて
いたら、赤坂御所の生垣を越えてヒグラシが聞こえてきた。都会のど
真ん中で、車の喧騒にかき消されそうになりながらも己自身の存在を
主張しているのだと感じ入ったのだ。

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