罷話§ルフトハンザ航空ストライキなう

2012年９月に夏休み旅行した時の帰国便がストライキに該当するので
はないかと戦々恐々した記憶もある中、４月２日から４日までの予定
でルフトハンザ乗員組合がストライキに突入している。

３月末から羽田にルフトハンザが乗り入れるようになった３日目にし
て運休が出てしまった。日程の変更あれこれに頭を悩ませる人も少な
くないと思う。

まさか今時“労働組合は左翼だ、共産党だ！”などと前世紀の発想を
相変わらず持ち出すような古ぼけた頭脳構造の人がそういらっしゃる
とは思えないが、ストライキは労働者の正当な権利であることを、念
の為にダメ押ししておきたい。

とはいえ、実際の話困るというのもまた事実であるわけで、避けられ
ない場合の万能なる対処法はないかとあっちこっち探してみるのだ。

日本だって航空会社のストライキは年に一度くらいあったりするのだ
から、まんざら他の国だけの話というわけではない。もっとも72時間
を通し切るなどということはなさそうで、半日程度で解決したり、多
少の欠航はあっても、非組合員の役職者パイロットを動員して乗り切
っているのではなかろうか。

ストライキをされて一番困るのは当然ながら会社なわけで、残念なが
らユーザーがとばっちりを受けることになってしまい、いずれにして
も、会社に打撃を与えつつ、利用者の利便も損なわない妙案などは、
これから先々も浮かぶことはなさそうではある。

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