蹴話§ワールドカップ素人一言総括

ドイツが優勝した。しかも、ほとんど危なげなく順当にというものだ
った。

↓ベルリン・テーゲルに着陸したW杯優勝仕様ジャンボ機とナショナルチーム


2010年南ア大会で仄見えた日本チームの強さは、跡形もなくどこかへ
消え去ってしまったようだ。別の戦略で臨んだら、あるいは異なる結
果が待っていたのかもしれないと思ったりもするが、ドイツの強さは
日本のそれとは別次元の……いや、ベスト8に勝ち残ったチームは、
どこも、勝つべくして勝ってきたチームばかりと言えるだろう。

スペイン、ポルトガル、イタリア、イングランドという強豪、あるい
は優勝経験のある国が一次リーグであっけなく敗退したのも驚きで、
強いからといって一次リーグ3試合が鼻歌まじりで勝ち抜けるわけで
ないということを思い知らされたのだった。

ブラジルがドイツに屈辱的な得点で敗退した原因は、一にも二にも、
キャプテンであるシウバと、エースであるネイマールという飛車角の
二枚を欠いてしまったがゆえであるが、それにしてもな得点差に唖然
としたのもまた事実。今大会におけるチームの核を失ってしまった時
に次善の策はなかったということなのだ。

今回も、オランダがいいところまでいったものの、準決勝で敗退した
が、ここもまた常に優勝する可能性を感じさせるチームである。

最後に、ドイツについてもう一言。国内リーグであるブンデスリーガ
の隆盛が、ドイツの今の強さを物語っているような気がする。

今、ヨーロッパのプロ・サッカーリーグは、どこであっても自国以外
のスター選手を数多く擁してシーズンを戦っているわけだが、そんな
なかにあってブンデスリーガは、外国人枠を撤廃すると同時に“ドイ
ツ人枠”を設定して自国民育成という意志を明確にした。これが、ド
イツチーム監督レーヴが言うところの“10年計画”ということだった
のだろう。

ワールドカップで優勝するための戦略とはこういうことだと思った。

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