悠話§定年直前旅[20]オネーギン-上-

[承前]

バイエルン国立歌劇場の真裏にあるチケットセンターで、無事に滞在
中に行くチケットをピックアップしてきた。予約フォームをプリント
アウトして持って行った。

予約フォームは全部で4枚あって、それをまとめて渡したのに、係員
は一番上の1枚分だけ発券しただけで戻そうとしたので、残りも予約
してあるのだと説明して発券してもらった……時にそんな人がいたり
するところが、ドイツらしいといえるだろうか。

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という日本人的には想定外の一件を済ませたところで、劇場の開場時
間まで30分ほどを持て余したが、近場をうろうろ時間をつぶして2006
年以来、9年ぶりの歌劇場である。

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ではあるが、この日のバレエ『オネーギン』は立ち見席なのである。
チケットを予約する時に、よく画面の内容をチェックせずにポチって
しまい、後になって立ち見席ということに気がついたのだ。

まあ、30分ほどの舞台が3幕というものだから何とかなるだろうし、
何より1枚11オイロ余(≠1500円)という値段はありがたく、日本風な
数え方だと5階席センター最後列に陣取ったのである。

前も書いた気はするが、歌舞伎座とドイツやオーストリアの歌劇場に
おける開演前の空気は、どこか似通っているような気がする。どこか
リラックスしていて、照明が落ちて幕が開き、音楽が鳴り始めるまで
ざわめきが続いているあたりが、そう思わせるのだろう。
                            [続く]

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