変話§乃東枯~七十二候~夏至

夏至の初候“乃東枯(なつかれくさかる)”である。

超がつくほど、ヨーロッパの夏至は暗くなるのが遅い。滞在先の日没
は、以前にも書いたように21時20分で、22時になっても何となくだか
明るさが残っている。

冬が暗い分、ヨーロッパの人は夏の時季にせっせと表に出て陽の光を
浴びるのだが、それは長い長い積年の怨みを晴らさんがゆえのことで
あろうと思う……のだが、戸外でテーブルを囲んで食事をする時でも
我々のようにヘタレてパラソルの下に逃げ込むようなことはせずで、
多くの人は直射日光の下で平然とビールを呑んだりしているのだ。

それが高じて、中には陽焼け過ぎではという人たちも少なからずいて
お肌のためには決していいことではないだろうと、異邦人は慮るので
あるけれど……。

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