テーマ:ピアノ

川話§イゴール・レヴィットのバッハ

東京・春・音楽祭。イゴール・レヴィットのバッハ『ゴールドベルク変 奏曲』を東京文化会館小ホールで聴いた。 アリアが最初と最後に、そして挟まれた30の変奏曲とすべてを繰り返 したので演奏時間は80分という長大なものとなったが、レヴィットも 聴衆も集中が途切れることのなかった稀有な演奏会である。 長いことグレン・グール…
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悼話§アンドレ・プレヴィンさん(才人)

“才人”という言葉は、アンドレ・プレヴィンのためにあるようだ。 ジャズ・プレイヤーからスタートして、作曲家から、さらにはクラシ ックの指揮者まで務めた。 ↓ちょっと洒落たヴァイオリンとピアノのデュオ 彼を一度だけ見かけたことがある。1992年10月、ウィーン旧市街の骨 董屋のウィンドウを覗いていたら、すぐ隣のウィンドウで同…
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悼話§前田憲男さん(ジャズピアニスト)

まさに才人と呼んでもいいだろう。ジャズピアニストという範疇には とどまらず、編曲家でもあり作曲家としても活躍していた。 上京してすぐに通い始めたのが『題名のない音楽会』の公開録画で、 そこではしばしば前田憲男がゲストとして登場し、アレンジの妙技を 披瀝してくれたのだ。様々な仕事ぶりについては、ウィキペディアを 参照してもら…
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鍵話§内田光子リサイタル~シューベルト~

一昨日の水曜日夜、内田光子のシューベルト・プログラムを聴いてき た。プログラムは以下のとおり。 ピアノ・ソナタ第4番 a-moll D537 ピアノ・ソナタ第15番 C-Dur D840 **********************休憩********************** ピアノ・ソナタ第21番 B-D…
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鍵話§スティーヴン・ハフのピアノ

9月25日、武蔵野市民文化会館で行われたスティーヴン・ハフのピア ノ・リサイタルを聴いてきた。何よりハフが演奏するドビュッシーが 聴きたかったので、チケットを購入。 使われたピアノはヤマハCFXで、3台持ち込んだ中からの選択。 ドビュッシー:『ベルガマスク組曲』より第3曲「月の光」 ドビュッシー:映像 第2巻 第…
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長話§2018年9月の予定あれこれ

というわけで、東京9月の日出&日没時刻を下に貼っておく……5時 台に入った日の出時刻も月末には5時半を過ぎ、辛うじて18時台だっ た日没時刻は17時半より早くなってしまう。いよいよ釣瓶落としだ。 今月は歌舞伎1回、クラシック2回を予定。秀山祭九月大歌舞伎は昼 の部のみ。児太郎が雪姫を務める『金閣寺』に2013年秋に倒れた…
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弾話§マリア・ジョアン・ピリス[2018.4.12]

かねてより実演を聴きたかったピアニストだが、一度はキャンセルさ れ、ようやく聴くことができたコンサートは彼女の引退公演である。 当初予定されていたプログラムから何度も変更がなされて、結局納ま ったのは、オール・ベートーヴェンというものだった。 ピアノ・ソナタ第8番 c-moll Op.13 『悲愴』 ピアノ・ソナタ第1…
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週話§日曜片々~ホロヴィッツの命日~

今日は、ピアニストであるウラディミール・ホロヴィッツの命日で、 1989年に亡くなっているので間もなく30年が過ぎようとしている。 1983年の初来日公演では、評論家の吉田秀和から“ひびの入った骨董 品”と評されたのを気にしてか、晩年近い1986年に再来日を果たし、 面目を施したのだった。 30年ほど前はあまりピアノを…
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蘭話§旅はなお[17]コンセルトヘボウ(下)

[承前] というわけで待望のコウセルトヘボウのコンサート開演時刻である。 座席は2階正面の右寄り……我々的には好きな位置なのだが。 ↓我々が座ったあたりをグーグルのストリートビューで見る ラドゥ・ルプーのピアノを聴くのは、何と42年ぶりという“かくも長 き不在”で、さすがにルプーも歳を取った。コンセルトヘボウでは、…
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週話§土曜片々~岡田博美のピアノ~

武蔵野市民文化会館リニューアル後初の小ホールでのリサイタルに行 ってきた。大ホールは4月のベートーヴェン交響曲演奏会で体験済。 というわけで岡田博美ピアノ・リサイタルを聴いたのは6月8日のこ とである。 ピエルネ:パッサカリア Op.52 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番 C-Dur Op.53 …
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鍵話§今夜は武蔵野でピアノ・リサイタル

岡田博美という名の屈強で評判なピアニストの演奏家を聴いてくる。 何でも演奏中にピアノの弦をたびたび切ったことがあるというのだ。 そんなエピソードで気になっていたのだが、なかなか聴く機会に恵ま れず今回が初めて。プログラムは以下のようなもの。 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番 C-Dur Op.53        …
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逃話§聴かず嫌いのクラシックあれこれ[1]

どうも……イメージだけで決めつけて聴く聴かないを選んでいた節が あったような気はしないでもないが、実際に聴いてもやっぱり“肌に 合わん!”となった作曲家は少なくなくて、代表の最たる存在が…… フランツ・リスト ……なのである。苦手以上に好きではないというくらいなのである。 ↓バイロイトの市立墓地にあるリストの墓所 …
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夭話§この年でようやくシューベルト

シューベルトが“歌曲の王”だなどと思ったことなど毛頭ないのだけ れど、ここにきて少しずつシューベルトが耳に入り込んできているの がわかる。 ご多聞に漏れず、最初は未完成交響曲に始まって『冬の旅』『美しき 水車屋の娘』『白鳥の歌』までは進んだものの、その先をどう辿って いくべきか、知識もなかったのだ。 そうこうしている…
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悼話§冨田勲さん(シンセサイザー)

作曲家でありシンセサイザーの使い手でもある冨田勲が亡くなった。 まだ初期のシンセサイザーを苦労を重ねつつ駆使して制作したのが、 ドビュッシーのピアノ曲を集めた『月の光』というアルバムである。 これを聴いた時は、大げさでも何でもなく、腰が抜けるほど驚いた。 中には、オリジナルのピアノ曲よりも先に聴いてしまった作品もあっ …
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眩話§ツィメルマンのシューベルト

東京に数cmの積雪があった月曜日の夜、武蔵野市民会館の小ホールで クリスチャン・ツィメルマンのオール・シューベルト・プログラムを 聴いた。 シューベルト:7つの軽快な変奏曲 G-Dur シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番 A-Dur D.959 *********************休憩*************…
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悼話§アルド・チッコリーニさん(ピアノ)

一度だけチッコリーニのピアノ・リサイタルを聴きに行ったことがあ る。確か1970年代の終わり頃のことだった。 レッテルを貼ることが好きな日本の誰か、あるいは音楽メディアが、 彼のことを“サティ弾き”と評したことで、出かけてみたリサイタル も、エリック・サティをプログラムのメインに据えたものだったが、 サティの音楽を延々と聴…
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叙話§ラドゥ・ルプーのシューベルト

このところ家ではラドゥ・ルプーが弾くシューベルトのピアノ・ソナ タばかり聴いている。何というか、聴いていてしっくりし過ぎるくら いなのだ。第13番 A-Dur D664がそれである。 それは、モーツァルトとは違う、ベートーヴェンとは完全に異にして いて、夭折したシューベルトならではの、それも22歳という青春真っ ただ中…
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鍵話§アンスネスのベートーヴェン

一昨日、オペラシティ・コンサートホールでレイフ・オヴェ・アンス ネスのベートーヴェンを聴いてきた。体調不良で来日がぎりぎりに。 結果、兵庫は中止。武蔵野と東京で2回のリサイタルとなったのだ。 プログラムは以下のとおり。 ピアノ・ソナタ第11番 B-Dur Op.22 ピアノ・ソナタ第28番 A-Dur Op.101…
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蕪話§ツィメルマンのベートーヴェン

1月10日、武蔵野市民会館で行われたクリスチャン・ツィメルマンの ピアノ・リサイタルを聴いてきた。去年12月に行われる予定が、彼の 腰痛で延期された公演である。 ピアノ・ソナタ第30番 E-Dur Op.109 ピアノ・ソナタ第31番 As-Dur Op.110 ***************休憩*******…
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鍵話§内田光子ピアノ・リサイタル

三連休中日の日曜日、今にも泣き出しそうな空の下をサントリーホー ルに向かった。内田光子のピアノ・リサイタルである。プログラムは 以下のようなもの。 モーツァルト:ピアノ・ソナタ F-Dur K.332 モーツァルト:アダージョ h-moll K.540 シューマン:ピアノ・ソナタ第2番 g-moll Op.22 --…
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週話§日曜雑感~内田光子リサイタル~

今日の夜はサントリーホールで内田光子のピアノを聴くことにしてい る。プログラムは、モーツァルトに始まってシューマンとシューベル ト。 前回聴いたのはちょうど2年前のことで、曲こそ違えモーツァルト、 シューマン、シューベルトというプログラムだった。もう少し前には ベートーヴェンを集中して演奏していて、同じくサントリーホールで…
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仏話§シュトゥットガルト放送響[上]

レ・ヴァン・フランセでピアノを弾いているエリック・ルサージュが 独奏するラヴェルの協奏曲が聴きたくてチケットを買ったら、首席指 揮者のステファヌ・ドゥネーヴが売り出し中なう!だと知ったのだ。 ベルリオーズ:序曲『ローマの謝肉祭』 Op.9 ラヴェル:ピアノ協奏曲 G-Dur ラヴェル:マ・メール・ロワ ドビュッシ…
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即話§シューベルト最後のピアノ・ソナタ

春分の日の午後遅く、特にすることもなかったので、シューベルトが 書いた最後のピアノ・ソナタ3曲をまとめて聴いた。 ピアノ・ソナタ第19番 c-moll D.958 ピアノ・ソナタ第20番 A-Dur D.959 ピアノ・ソナタ第21番 B-Dur D.960 演奏しているのはアルフレート・ブレンデル40年以上前の録…
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蕪話§コンスタンチン・リフシッツ演奏会

三連休初日、1月に続いて2度目の所沢訪問は、コンスタンチン・リ フシッツのベートーヴェン後期ソナタ3曲の演奏会である。先物買い する人ではないので、過去2回は聴いておらず今回が初めてなのだ。 聴いた席は、樫本大進の時とほぼ同じの3階1列目だが、今回は我々 の他に3人の客が席についた……どんなチケットの売り方をしたのか …
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週話§土曜雑感~所沢再び~

今日も昼頃から所沢に行ってくる。1月に樫本大進のベートーヴェン のソナタの伴奏をしたコンスタンチン・リフシッツの演奏会で、今日 はベートーヴェンの30~32番のソナタを聴く。 寡聞にしてしらなかったのだが、何度か来日していて“赤丸上昇中” のピアニストということらしい。そういえば昨年は、フーガの技法を 演奏していたというこ…
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抑話§藤村実穂子リサイタル(2012.11.22)

最初にプログラムを置こうと思ったが、あまりに盛り沢山だったので 後にした。紀尾井ホールで、ピアノ伴奏はヴォルフラム・リーガー。 最初のシューベルトはずいぶんと硬かった。慎重に歌い始めたが、ブ レスの続かないところがあったり、歌い方もちょっと棒読みっぽく感 じられてしまった。多くの歌手がそうであるように、前半の数曲が声 慣ら…
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鍵話§演奏会の裏方仕事は・・・

先週日曜日の14時から、関係している会の主催で若手ピアニストのリ サイタルを催した。この日はいつもの客とは違った反対側である裏方 仕事をしたので、それについて備忘録的に。 14時の開演時間以前、我々スタッフの集合時間は9時半。ちょっと早 いような感じだが、けっこうやることはあったのだ。客に配るプログ ラムの間にアンケート用…
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