テーマ:フルート

笛話§フルートでこんな曲を吹いていた[Ⅰ]

2年ほどだったかフルートのレッスンを受けてはいたが、ほとんどは 自己流で吹きたい曲を吹き散らかしていたに過ぎない。 一番最初に、強烈にこれが吹きたいと思ったのがドビュッシーの『シ リンクス』だった。田舎住まいの高校生にとっては、楽譜探しから始 めなくてはならなかったのだ。当然ながら人口10万ほどの田舎町にあ る楽器屋の書棚…
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管話§アドリアンが録音したフルート協奏曲

思い立って中古CD屋に行ったら2枚見つかったので迷わず購入。 2枚ともミュンヘンに所縁のオルフェオ・レーベルのもの。どちらも 協奏曲集で、一枚はフランツ・ダンツィ、もう一枚がフランツ・ベン ダという、ダンツィは2作品くらいは聴いた記憶はあるがベンダのほ うは知らないも同然である。 二人の作曲家の年代はというと、ベンダは…
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笛話§アンドラーシュ・アドリアン

定期巡回購読しているブログを読んでいたら、懐かしい名前に出会い 記憶が一気に甦ったのだった。 初めてバッハのマタイ受難曲を実際の演奏で聴いたのは1979年、ヘル ムート・リリンクがシュトゥットガルト・バッハを率いて来日した時 である。 いくら録音で聴いていたとはいえ、なかなか音楽になじみきれず…… 新宿厚生年金大ホー…
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人話§影響を受けた音楽家[1-Ⅱ]

オーレル・ニコレの続き。 不器用に聴こえる音楽だったが、後日バッハを実演で聴いた時には、 不器用の中に潜む深みを堪能した。もっともっと聴いていたいと思わ せる音楽だったのだ。 一度は“レクチャー・コンサート”なるユニークな企画に行ったこと がある。ところがその時は、演奏そっちのけで音楽論を語るのに熱中 してしまい、途…
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人話§影響を受けた音楽家[1-Ⅰ]

長くクラシック音楽を聴いてきて、本当に多くの音楽家を知った。そ の中でも大きな影響を受けた人達について書いてみようと思う。 一番目にスイスのフルーティストのオーレル・ニコレについて。 自分でも下手なフルートを吹いていた。それで“心の師”として仰い でいたのがニコレである。最初に買ったフルートのレコードが、彼の 『フルー…
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楽話§五線譜事始~三連符とか~[上]

小学校で初めて、西洋音楽が五線譜に書かれているということを知っ た。 ではあるが、教師が五線譜がどういうものであるのか説明してくれた ような記憶がない。だから最初の頃は意味もわからずに漠然と眺めて いただけだった。ある日クラスの女の子――ピアノのお稽古にでも通 っていたのだろう――が親切にも下第一線が“ド”であると教えてく…
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笛話§和楽器の話…尺八でドビュッシー…

先週のETV芸術劇場で、尺八でドビュッシーの『シュリン クス』が吹かれるのを聴いて驚いた。 我が家にもボロ尺八があって、たまに口を当てて音を出して みるのだが、これがさっぱりである。穴は前に4つ、後ろに 1つある。一応音らしいものは出ても、それ以上の、つまり 尺八らしい表現とかなど、はるか遠い次元のことである。 キー…
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音話§モーツァルトの落穂拾い(1)

オーレル・ニコレが小林道夫の伴奏で録音したフルート・ソ ナタ集がある。Kv.10からKv.15までの6曲。 元々はヴァイオリンとピアノのための初期のソナタ集をフル ート用にアレンジしたもの。最初に聴いたのは4曲目のヘ長 調で、DGが作った“リサイタル”という、素っ気ないタイ トルのLP(CDは未発売)の中に入っていて、かわ…
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音話§モーツァルトの室内楽曲(2)

あとよく聴くのはフルート四重奏曲集とクラリネット五重奏 曲くらいか。 フルート協奏曲と同様に、フルート四重奏曲はまじめに独習 した。1番(Kv.285 D-Dur)の1楽章、3楽章の速いパッセー ジで歯の立たないところはあるが、2~4番は何とか吹ける ようになった。圧倒的に有名な1番だが、他の4曲もそれぞ れに楽しい主張…
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音話§モーツァルトの協奏曲

モーツァルトが作曲した様々な協奏曲の中で一番好きなのは ピアノ協奏曲第23番(A-Dur Kv.488)である。 最初に買ったLPはイェルク・デムスのピアノフォルテ独奏 で、コレギウム・アウレウムの演奏だった。その後CDにな った時からは、内田光子のピアノ、ジェフリー・テイト指揮 イギリス室内管弦楽団(ECO)の録音を持っ…
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音話§モーツァルトの室内楽曲(1)

あれもこれもとあまねく聴くようなタイプではない。CDも 人並みに持っている程度なので、当然漏れ落ちは山ほどある。 モーツァルトの室内楽曲だって、満足に揃っているのは弦楽 四重奏曲、フルート四重奏曲、クラリネット五重奏曲といっ たところである。 ハイドン・セットと呼ばれる6曲のクァルテットの中では、 第14番、第15番…
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音話§レ・ヴァン・フランセの演奏会

レ・ヴァン・フランセとはフランスの風である。 長いこと気になっていた管楽アンサンブルで、ようやく昨日 オペラシティで実演を聴くことができた。メンバーとプログ ラムは…… エマニュエル・パユ(フルート) フランソワ・ルルー(オーボエ) ポール・メイエ(クラリネット) ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(ホルン) ジルベール…
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音話§ヨハン・ゼバスティアン・バッハ……1

久々にバッハのCDを買った。グスタフ・レオンハルトのハ ープシコード独奏で『平均律クラヴィーア曲集第2巻』であ る。LPではヴァルヒャのものを持っているのだが、CDは 持っていなかった。ということは20年以上聴いていないとい うことで、バッハを神様扱いしているわりにはつれないこと である。 1000曲以上あるバッハの作品…
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音話§ドビュッシーはお好きですか? はい

『牧神の午後への前奏曲』を聴くと、体が溶けていくような 錯覚に陥る。夏の高層湿原を流れる小川、川縁に沿って拠水 林が伸びている。少しばかり湿り気を帯びた空気の中に身を 置くと、この曲が頭の中を流れていく。 フルートの下降音型とハープのグリッサンドが上昇して、ホ ルンが眠りを誘う……。眼前には牧神も水の精も存在しない。 滔…
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