テーマ:ドビュッシー

顧話§今日の歴史~北斎インスパイア?~

1905年10月16日、クロード・ドビュッシーの交響詩『海』初演。 下は、フランスで出版された『海』初版スコアの表紙だが、言うまで もなく葛飾北斎の冨嶽三十六景『神奈川沖浪裏』が使われている。 それゆえに、クロード・ドビュッシーが交響詩『海』を作曲するにあ たって『神奈川沖浪裏』から着想を得たという説があるが、どうやら …
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仏話§ラヴェルとドビュッシーの弦楽四重奏

ラヴェルとドビュッシーの弦楽四重奏曲は、彼らそれぞれが1曲ずつ しか作曲しなかったこともあって、お約束のようにカップリング録音 されている。最初に買って聴いたのはラサール弦楽四重奏団のもの。 そんな2つの作品を初めて聴いたのはいつの頃だっただろうか。おそ らくは就職した頃合いではなかったかと記憶しているから、40年は過 …
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絡話§ヴァン・カイック弦楽四重奏団

先週木曜日に武蔵野市民文化会館小ホールで、フランス出身の四人組 ヴァン・カイック弦楽四重奏団を聴いてきた。それにしては、第一ヴ ァイオリンのヴァン・カイックはオランダ由来の名前っぽいのだが。 モーツァルト:弦楽四重奏曲第15番 d-moll K.421 プーランク:3つの歌曲~セーの橋、愛の小径、花~ ******…
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鍵話§スティーヴン・ハフのピアノ

9月25日、武蔵野市民文化会館で行われたスティーヴン・ハフのピア ノ・リサイタルを聴いてきた。何よりハフが演奏するドビュッシーが 聴きたかったので、チケットを購入。 使われたピアノはヤマハCFXで、3台持ち込んだ中からの選択。 ドビュッシー:『ベルガマスク組曲』より第3曲「月の光」 ドビュッシー:映像 第2巻 第…
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紀話§グザヴィエ・ロト&レ・シエクルの春祭

一昨日は、オペラシティコンサートホールで行われた、フランソワ= グザヴィエ・ロト指揮によるレ・シエクルの演奏会を聴いてきた。 プログラムは以下の通り。 ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲  ドビュッシー:バレエ音楽『遊戯』  ラヴェル:ラ・ヴァルス **********************休憩******…
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鍵話§今夜は武蔵野でピアノ・リサイタル

岡田博美という名の屈強で評判なピアニストの演奏家を聴いてくる。 何でも演奏中にピアノの弦をたびたび切ったことがあるというのだ。 そんなエピソードで気になっていたのだが、なかなか聴く機会に恵ま れず今回が初めて。プログラムは以下のようなもの。 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番 C-Dur Op.53        …
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悼話§冨田勲さん(シンセサイザー)

作曲家でありシンセサイザーの使い手でもある冨田勲が亡くなった。 まだ初期のシンセサイザーを苦労を重ねつつ駆使して制作したのが、 ドビュッシーのピアノ曲を集めた『月の光』というアルバムである。 これを聴いた時は、大げさでも何でもなく、腰が抜けるほど驚いた。 中には、オリジナルのピアノ曲よりも先に聴いてしまった作品もあっ …
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愉話§モディリアーニ弦楽四重奏団

台風18号“マンニィ”が東日本を縦断するという三連休最終日、武蔵 野市民文化会館へモディリアーニ弦楽四重奏団を聴きに行ってきた。 プログラムは以下のとおり。 ハイドン:弦楽四重奏曲第67番 D-Dur『ひばり』Op.64-5 Hob.III:63 ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 ---休憩--- ラヴェル:弦…
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週話§祝日雑感~秋は室内楽~

オペラもいいが、秋が深まっていけばいくほど室内楽に嗜好がシフト していくような気がしてならない。 今日の午後はモディリアーニ弦楽四重奏団のコンサートを武蔵野まで 出向いて聴いてくる。曲目はハイドンの“ひばり”とドビュッシー、 それにラヴェルと聴き慣れたものばかりなので、気楽に楽しむことが できるだろう。 ラヴェルはこ…
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弦話§ルノー・カプソンのヴァイオリン

若手ヴァイオリニストで、このところ俄然評判になっているフランス 生まれルノー・カプソンのリサイタルを聴こうと武蔵野まで足を伸ば してきた。ピアノは28歳の若手ダヴィッド・カドゥシュ。 ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番 c-moll Op.45 リヒャルト・シュトラウス:ヴァイオリ…
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仏話§シュトゥットガルト放送響[下]

[承前] 休憩後にも2曲というのは盛りだくさんである。3曲目はラヴェルの 『マ・メール・ロワ』――イギリス伝承童謡『マザー・グース』―― で、ドゥネーヴはオーケストラから繊細な響きを引き出していた。こ の曲の実演を聴くのは1977年チェリビダッケが初来日し、読響を振っ て以来だから36年ぶり。 すっかり曲を忘れていた…
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鍵話§アンスネス~オペラシティ~

去年に引き続いて楽しみにしていたレイフ・オヴェ・アンスネスのリ サイタルである。それで、2日前に観た『コシ・ファン・トゥッテ』 よりも充足感はあった。 前回聴いたさいたま芸術劇場からオペラシティとキャパシティが倍く らいになった会場が静まりかえるのは、何とも異様で居心地が悪い。 数百人の静寂と、1000人以上がいる空間の静…
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幻話§冨田勲『月の光』ドビュッシー

冨田勲がムーグシンセサイザーをオペレートして“創った”最初のア ルバムは、ドビュッシーのピアノ曲のシンセサイザー化だった。 LP時代に買い、プレイヤーの針を下ろしたとたんにひっくり返った 記憶が甦る。冨田勲本人がライナーノートで語っていたのだが、彼が 購入したシンセサイザーは、まさに初期中の初期で、写真を見ればわ …
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摺話§葛飾北斎とドビュッシー

指揮とオーケストラは忘れたが、CBSソニーのLPでドビュッシー の管弦楽曲集のジャケットに、葛飾北斎の『神奈川沖浪裏』を使われ ていて印象的だった。 あの時代にフランスが持っていた日本への憧憬(ジャポニズム)が、実 際に様々な創作物として具現化された。その成果はゴッホをはじめと する印象派の絵画に最も顕著に現れてい…
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笛話§フルートでこんな曲を吹いていた[Ⅰ]

2年ほどだったかフルートのレッスンを受けてはいたが、ほとんどは 自己流で吹きたい曲を吹き散らかしていたに過ぎない。 一番最初に、強烈にこれが吹きたいと思ったのがドビュッシーの『シ リンクス』だった。田舎住まいの高校生にとっては、楽譜探しから始 めなくてはならなかったのだ。当然ながら人口10万ほどの田舎町にあ る楽器屋の書棚…
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音話§ヨハン・ゼバスティアン・バッハ……4

先週の土曜日、往復5時間半のドライブをすることになった。 6枚連奏のCDプレイヤーに何を入れていこうかと考えて、 平均律の1巻(鈴木雅明)と2巻(レオンハルト)で4枚、あと 2枚をまた考えて、ミケランジェリが弾いたドビュッシーの 前奏曲集の1集、2集で2枚というラインナップで家を出た。 順番どおりに第1巻から聴き始める。鈴…
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音話§ドビュッシーはお好きですか? はい

『牧神の午後への前奏曲』を聴くと、体が溶けていくような 錯覚に陥る。夏の高層湿原を流れる小川、川縁に沿って拠水 林が伸びている。少しばかり湿り気を帯びた空気の中に身を 置くと、この曲が頭の中を流れていく。 フルートの下降音型とハープのグリッサンドが上昇して、ホ ルンが眠りを誘う……。眼前には牧神も水の精も存在しない。 滔…
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