テーマ:七十二候

変話§蒙霧升降~七十二候~立秋

立秋の末候“蒙霧升降(ふかききりまとう)”である。 立秋も末候となったが、まだまだ一か月以上真夏のような日々が続く と決まっている。 朝夕だってまだまだ暑く、エアコンなしでは寝苦しくていかんともし がたいのは言うを待たない。 そうして、枝豆のシーズンはこの先一か月以上続いてくれる。空豆の 旬は本当に短いけれど、昨…
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変話§寒蝉鳴~七十二候~立秋

立秋の次候“寒蝉鳴(ひぐらしなく)”である。 去年は、我が家の周囲でヒグラシの鳴き聲を聞かなかったという記憶 が残っている。たまたまだったのか、ヒグラシの個体数が減っている からなのか、そのあたりはわからない。ただ、南関東あたりでヒグラ シが少なくなっているのは確かなようだ。 個人的には一番好きな蝉の鳴き方で、秋が忍び…
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変話§涼風至~七十二候~立秋

立秋の初候“涼風至(すずかぜいたる)”である。 立秋です、涼風です……吹いてません。 とにかく暑い。用がなければ外出するな、水分の補給は忘れるな、エ アコンで室内を冷やせと、そんな注意や警告があちこちから聞こえて くる。 最近は災害の危険が及ぶ時に“自分の身は自分で守れ”みたいなメッ セージを積極的に流すようにな…
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変話§大雨時行~七十二候~大暑

大暑の末候“大雨時行(たいうときどきにふる)”である。 この候で夏が終わる。連日30度が続いているにもかかわらず、夏が終 わったと暦が宣うのである。 確かに8月に入ると、何がなし秋めいたと感じなくもないけれど、そ れは空の高さだったり、影の濃さといったあたりに現れるのだ。 だが、暑さだけは依然として変わることなく続…
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変話§土潤溽暑~七十二候~大暑

大暑の次候“土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)”である。 “土潤溽暑”とは、いかにも大暑の候にふさわしい候名ではないか。 土が湿りに湿って、空気がムシムシに蒸している……そうした様子を まざまざと思い浮かべることができるのだ。 まさに日本の夏である。水分をたっぷり含んだ空気のおかげで、肌が 守られていると改めて実感す…
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変話§桐始結花~七十二候~大暑

大暑の初候“桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)”である。 天気予報を見ると、梅雨明けまでにはまだ一進一退のように思われる が、数日後は晴れの日が続きそうで、何とか7月中には梅雨明けにな りそうな予感である。 それにしても、去年は一か月ほどで終わった梅雨の期間が、今年は2 か月近くに及びそうな気配なのだ。 かくも…
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変話§鷹乃学習~七十二候~小暑

小暑の末候“鷹乃学習(たかすなわちわざをなす)”である。 連日の雨模様で、梅雨がなかなか明けてくれないではないか。東京の 天気予報を見ると、来週もまだ雨が降り続くのは間違いなさそうだ。 梅雨入りしたのは6月上旬のことだったから、既に一か月半近くにな る。去年の梅雨明けが6月中という早さだったのに比べれば何という 遅さだ…
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変話§蓮始開~七十二候~小暑

小暑の次候“蓮始開(はすはじめてひらく)”である。 例年、レンタカーを借りてはけっこうな距離を走らせている。時には 2000kmなどという年もあるが、今年は1000kmに届かなかった。 あまりの暑さにホテルの部屋からの外出を手控え、必要な外出のみに 留めた結果である。 ところで、今回ミュンヘン空港とオーストリア・ア…
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変話§温風至~七十二候~小暑

小暑の初候“温風至(あつかぜいたる)”である。 今進行中の旅行記にも書くことにしているが、今年旅行したドイツ& オーストリアの暑さは半端なものではなかった。 特にフランスは超熱波に襲われ、最高気温が40度をうかがう恐るべき 日々だったのである。そんなタイミングで滞在していたわけだから、 毎日朝のテレビの天気予報で気温チ…
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変話§半夏生~七十二候~夏至

夏至の末候“半夏生(はんげしょうず)”である。 夏至も末候。今年の我々の旅も終わった。 去年あたりから、いつまで海外旅行ができるだろうかということが、 頭の中に渦巻いている。飛行機で3時間ほどの台湾だったらまだしも 10時間を超えるようなヨーロッパに行くのはしんどい。今さらながら 旅行における体力の重要性を痛感させられ…
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変話§菖蒲華~七十二候~夏至

夏至の次候“菖蒲華(あやめはなさく)”である。 北緯50度に迫ろうかというエリアを旅行しているが、6月か8月に予 定されている年に一度の旅行の時は、このところ猛暑の大当たりなの だ。 当然ながら現地の人間もそのことに気がついていて、彼らが着ている 夏服も、20年前に比べれば、さらにさらにカジュアル度が上がってき てい…
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変話§乃東枯~七十二候~夏至

夏至の初候“乃東枯(なつかれくさかる)”である。 超がつくほど、ヨーロッパの夏至は暗くなるのが遅い。滞在先の日没 は、以前にも書いたように21時20分で、22時になっても何となくだか 明るさが残っている。 冬が暗い分、ヨーロッパの人は夏の時季にせっせと表に出て陽の光を 浴びるのだが、それは長い長い積年の怨みを晴らさんが…
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変話§梅子黄~七十二候~芒種

芒種の末候“梅子黄(うめのみきばむ)”である。 金曜日に羽田を発って3日目である。まだ時差ぼけは残っているが、 レンタカーを運転するのはもう少し先なので、そこは気が楽なのだ。 それにしても相変わらずな乾燥気候である。冗談でも何でもなく、ラ ンチに半リットルほどのビールを呑んでも、一時間しないうちに体内 から水分もアルコ…
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変話§腐草為蛍~七十二候~芒種

芒種の次候“腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)”である。 東南アジアのスポンジに水を含んだような湿気満点の空気の中に生き て“じめじめしている”とか“鬱陶しい”とか愚痴をこぼすと、罰が 当たるよなあと思うのは、ドイツあたりの乾燥気候の洗礼を受けた時 だったりする。 ドイツにニベアが厳然と存在し続けている理由こそが、…
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変話§蟷螂生~七十二候~芒種

芒種の初候“蟷螂生(かまきりしょうず)”である。 梅雨入りと梅雨明けに関して、気象庁の物言いが気に食わない。なぜ “梅雨入りしたとみられる”とか“梅雨明けしたとみられる”などと 持って回った口調で断定を避けてしまうのだろう。 この時期になると、自分なりに梅雨入りと梅雨明けを勝手に“宣言” しているが、もちろん気象上の根…
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変話§麦秋至~七十二候~小満

小満の末候“麦秋至(むぎのときいたる)”である。 小満も末候となった。 年間の麦の生産量が日本国内のベスト10という県で生まれ育ったが、 それにしては麦が実ってという風景を見た記憶がほとんどないのだ。 まあ“田舎の街中の子”だったから、田畑を見ようとしたら、街から 郊外に出なくてはならず、そうそうそこまで出かける機…
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変話§紅花栄~七十二候~小満

小満の次候“紅花栄(べにばなさく)”である。 多摩丘陵は野鳥の種類が多い。耳を澄ますと、様々な鳥の鳴き声が聴 こえてきて、どれがどれだとすべてを判別できないのは残念だが、何 種類かは調べて、これだとわかる鳥も辛うじてある。 まあ、セキレイとかオナガ、ムクドリとかヒヨドリ、一度はホトトギ スの“テッペンカケタカ!”も聴い…
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変話§蚕起食桑~七十二候~小満

小満の初候“蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)”である。 改めて小満の意味を調べてみたら「万物盈満(えいまん)すれば草木枝 葉繁る」ということだった。 文字通り4月の若葉から、葉の緑もいよいよ濃さを増して夏らしい季 節になってきたということだ。 冬の間、葉の落ちた枝の隙間から見えていた、遠くのマンションなど がい…
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変話§竹笋生~七十二候~立夏

立夏の末候“竹笋生(たけのこしょうず)”である。 若葉新緑から、ステージが一段上がったような。少ししっとり落ち着 いた木々の青さかと感じる。我が家周りはすっかり緑の海となった。 気温は夏日を軽々と超えて、エアコンを動かそうかという暑さになっ てきた。既に連休中にフィルターの手入れをして試運転まで済ませて いるので、必要…
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変話§蚯蚓出~七十二候~立夏

立夏の次候“蚯蚓出(みみずいずる)”である。 順調に夏への階段を上がっている。天気はおおよそ上天気といえるだ ろうが、この時期に特有な強い風の吹く日が多い。 洗濯物は午後になれば乾いてくれるのはありがたいが、洗濯物が風に 飛ばされることのないようにと、同居人があれこれ工夫をしている。 もう少しすれば、日々着るものも…
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変話§蛙始鳴~七十二候~立夏

立夏の初候“蛙始鳴(かえるはじめてなく)”である。 世間では十連休が終わりを迎えるようだ。あちこちへせっせと遊んで きた人たちは、今頃どっと疲れが来ているのではないだろうか。 確かに、爽やかな気候に日々が続く今の季節は、人がすすんで外へと 出ていくわけで、時にそのタイミングに出くわすと“人が多いなあ” と思い知らされる…
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変話§牡丹華~七十二候~穀雨

穀雨の末候“(ぼたんはなさく)”である。 新緑の皐月五月が始まった。しつこくしつこく何度も書くが、一年の うちで一番に好きな季節である。 若葉は眼に優しいし、気候は少し汗ばみはするものの、ほどほどに空 気も乾燥して爽やかに行動できる時期と言えるだろう。 5月の予定あれこれで書いたことだが、毎年5月上旬から3か月くら…
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変話§霜止出苗~七十二候~穀雨

穀雨の次候“霜止出苗(しもやんでなえいずる)”である。 4月に入った瞬間に、花冷えが何日も続いた。駐車場の車の屋根には 白い霜がびっしりと降りて寒さを物語っていたのだ。我が家から一番 近い府中アメダスの最低気温は、連日1度とか2度とかを記録した。 さすがにちょっと、ここまで冷え込んだ4月の始まりは記憶にない。 41年前…
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変話§葭始生~七十二候~穀雨

穀雨の初候“葭始生(あしはじめてしょうず)”である。 田んぼは雪解け水で満たされ、代掻きが始まるのももう間もなくのこ とだろう。 米作りには多くの水を必要としているから、桜が散り切ったこの時期 に降る雨もまた重要なのだと古の人たちが言い慣わしていて、それが 穀雨ということなのである。 もちろん植物は、雨によって成…
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変話§虹始見~七十二候~清明

清明の末候“虹始見(にじはじめてあらわるる)”である。 尾瀬ヶ原では“白い虹”が見られるという。大学時代の夏休み2年間 を尾瀬ヶ原の山小屋でアルバイトしたが、一度も白い虹を見ることは なかった。たぶんおそらく、中田代あたりでは見られて、下田代では あまり発生しないのではないか。 霧が白い虹を生み出すのだが、霧の水粒は普…
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変話§鴻鴈北~七十二候~清明

清明の次候“鴻鴈北(こうがんかえる)”である。 ぼちぼちツバメが飛来してくる頃だろうか。とはいうものの、気のせ いか我が家の周囲で飛ぶツバメの数は少ないと感じる。 高校まで住んでいた北関東の小都市には、ツバメが飛び交っていたよ うに記憶している。表通りの商店や家の軒下には必ずツバメの巣があ って、飛来してくると、休む暇…
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変話§玄鳥至~七十二候~清明

清明の初候“玄鳥至(つばめきたる)”である。 ここまで来れば“春”である。たまには肌寒い日もあったりするが、 厚い上着に別れを告げても大丈夫になってきた。 この時期、段階的に少しずつ冬物衣料を片付け始めて、夏に向かって “衣替え”となる。それほど厚くないセーターやカーディガンの類は 前述した肌寒い日のために取っておくが…
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変話§雷乃発声~七十二候~春分

春分の末候“雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)”である。 とうとう3月が終わる……一年の四分の一が過ぎてしまった。 一度は書いたかもしれないが、夏が終わって秋から冬へと向かうのは 坂を下っているような感じになる。逆に冬が終わり、春から夏に向か うのは、坂を上っているように感じられる。 冬になるのは、何がなし残…
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変話§桜始開~七十二候~春分

春分の次候“桜始開(さくらはじめてひらく)”である。 桜が咲いた……春や春!である。日によっては寒い時もあるだろうが ここまで来れば春なのだ。 我が家の周囲には桜の木々が多く、桜並木もあれば、用水の両岸に桜 が連なっていたりもする。そうして小高い丘のこんもりとした林の中 に点々と桜が彩りを添えている。 この季節に…
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変話§雀始巣~七十二候~春分

春分の初候“雀始巣(すずめはじめてすくう)”である。 春分を迎えた。昼と夜が同じ12時間ずつになるのが春分だと言われて いるが、実は4日早い17日(赤ライン)がその日にあたっている。 今日(グレーライン)は既に昼のほうが長くなってしまっているのだ。 つまり春分(秋分も)とは、太陽が赤道(0度)に達した日のことであっ …
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