テーマ:ブラームス

徨話§ベルリンとアルプス[7]野外コンサート

[承前] 怒涛の一夜が明ければ日曜日。この日と月曜日は夜のオペラや演奏会 の予定を入れていないので、気楽に過ごすことができる。 とはいいながらも、今日は13時からすぐ近くのベーベル広場で野外コ ンサート“Staatsoper für alle”が行われるので冷やかしに行く。 ↓当日、広場で配られていた無料のプログラム …
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留話§一日一句~野外コンサート~

季語は・・・南風 南風 吹きて広場は ブラームス ウンター・デン・リンデンに建つベルリン国立歌劇場の隣にベーベル 広場がある。今日はここで、バレンボイムが国立歌劇場管弦楽団を指 揮しての野外コンサートが行われる。 メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲とブラームスの交響曲第2番 というプログラムなのだ。出入り自由の…
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心話§ブラームスの交響曲第4番第4楽章

初めての海外旅行は、1980年から1981年の年末年始を利用してのもの だった。ウィーンをベースに、ザルツブルクとミュンヘンそれぞれに 一泊して大晦日のウィーンに戻ってきたのである。 その当時はまだ、ブラームスの交響曲を聴いてはいなかったと思う。 せいぜい1番くらいではなかっただろうか。だが、あの時に聴こえた のは交響曲第…
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響話§NDRエルプフィル~サントリーホール~

いい演奏会を聴くことができた。プログラムは以下のとおりである。 指揮はアラン・ギルバート。 ワーグナー:『ローエングリン』第1幕への前奏曲 マーラー:交響曲第10番 Fis-Dur アダージョ **********************休憩********************** ブラームス:交響曲第4番 e…
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簧話§ブラームス~秋から冬への音楽~

春や夏を過ごしている時はそれほど感じないのだが、秋に入った頃か ら聴きたいと思う音楽の嗜好が明らかに変わってきて、しかもおよそ 毎年判で押したように同じような音楽が思い浮かんでしまう。 その一番手はというと、ブラームスのクラリネット五重奏曲である。 午後の太陽光線が斜めから射しこんで、世間全体が赤かぶりをした色 …
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化話§蟄虫培戸~七十二候~秋分

秋分の次候“蟄虫培戸(むしかくれてとをふさぐ)”である。 尾瀬ヶ原に立っていると、ドビュッシーの『牧神の午後への前奏曲』 が聴こえてくることがある。もちろん空耳なのだけれど、登山客が少 なくなる8月中旬で盆が過ぎた頃。眼に立つ花もなく、少し疲れた緑 が陽に揺らぐ昼下がりに、拠水林とそれを形造った流れに架かる木橋 に腰を下ろ…
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布話§ヤルヴィ&ドイツ・カンマー[Ⅳ]

[承前] パーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメ ンの来日公演、ブラームス・ツィクルス本プログラムの最後に交響曲 第4番が演奏されたのだ。 強奏になると、ほとんどフル・オーケストラではないかという音量か ら、小編成の強みを生かした弱音の世界まで……このオーケストラが 持つ特徴を余すところなく発…
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布話§ヤルヴィ&ドイツ・カンマー[Ⅲ]

[承前] パーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメ ンによるブラームス・ツィクルスも、14日の日曜日で最終日である。 聴いたのは3階最後列。 悲劇的序曲 Op.81  ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 a-moll Op.102             ヴァイオリン:クリスティアン・テ…
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布話§ヤルヴィ&ドイツ・カンマー[Ⅱ]

[承前] 20分の休憩があって、この日のメインである交響曲第2番が演奏され た。東京で4回行われたコンサート中、一番聴きたかった曲である。 今回のブラームスは、前回のシューマンほどには細かくいじれなかっ たのか……それは作曲家個々の芸風の問題なのかどうか……なのだ。 もちろん一つのフレーズの中でも、細かいニュアンス…
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布話§ヤルヴィ&ドイツ・カンマー[Ⅰ]

パーヴォ・ヤルヴィが指揮するドイツ・カンマーフィル・ブレーメンの 仕掛けが満載なシューマンの交響曲で驚かされたのは2010年のこと。 今回の東京オペラシティ公演は4日間でブラームスの交響曲全4曲に 協奏曲と序曲を作曲の流れで組み合わせたものである。そのうちで、 我々が行くのは2日間……本当は全日程行きたかったところだが、…
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茫話§ブラームスは冬に~交響曲第2番~

このエントリーを書きながら聴いているのがブラームスの交響曲第2 番である。演奏はクルト・ザンデルリンク指揮のシュターツカペレ・ ドレスデン。 どっしりと腰の据わった演奏ながら躍動感も十分にあり、指揮者の意 図とオーケストラの意図が同じところにあって、気持ちよく音楽が推 進していくのだ。 シュターツカペレの艶々した弦の…
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好話§秋はブラームス・・・でしょうか

音楽には“季節感”のようなものがあるのだ。今、具体的にこれは! と挙げることができそうなのは、ブラームスは秋でしょうね、という ものである……そこで一言。 つい先週の日曜日。午前で用事は終わり、午後はのんびりと音楽でも 聴きましょうとなり、さて何を聴こうかという時に自然に手が伸びた のがブラームスのクラリネット五重奏曲なの…
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德話§ドレスデン国立管弦楽団[2]

[承前] テンポやらダイナミックレンジを頻繁に変える音楽作りは好きではな く、基本はインテンポにありということを再確認したような前半だっ たと思う。 もっとドレスデンというオーケストラの素材感をそのまま生かしてや ればいいのに、料理とは手を入れて――だから手入れマンかw――仕 事をしなくてはならないと考えるのはいいが…
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德話§ドレスデン国立管弦楽団[1]

待望していた顔合わせの来日が実現した。クリスティアン・ティーレ マンとドレスデン国立管弦楽団(シュターツカペレ・ドレスデン)の東 京公演1回目に行ってきた。演奏会が行なわれたのはNHKホール。 ↓今回はドレスデンのみ一本勝負 プログラムはフラームスの交響曲3番と1番とまさに王道中の王道で “どうだ!”という並びである。…
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愉話§ヘンゲルブロック&北ドイツ放送響

トーマス・ヘンゲルブロックは、ピリオド演奏の世界の人でありなが ら、去年はバイロイト音楽祭に招聘されたり(一年限りだったが)と、 クロスオーバー的な活躍をしている指揮者で楽しみにしていたのだ。 5月29日のサントリーホールで開演は19時、プログラムは以下の…… モーツァルト:『フィガロの結婚』序曲 K.492 メン…
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共話§待降節独墺旅[26]ノリントン指揮

[承前] オーケストラの本拠地で聴く時の楽しみは、常任指揮者以外の客演指 揮者の演奏会を聴けるということである。ベルリンフィル来日公演の 場合、カラヤンであったりアバド、ラトルしか聴けなかったわけで。 それで、ロジャー・ノリントンがベルリンフィルを指揮するという、 思いがけないコンサートのチケットも取れた。曲目はブラー…
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北話§作曲家が呪縛から解放される時

ブラームスが交響曲第1番を書き上げたのは1876年。完成までに21年 という年月をかけている。同じ年、ワーグナーはバイロイト祝祭劇場 で『ニーベルングの指環』を柿落とし上演していたりする。 ブラームスの頭の中からはベートーヴェンの交響曲が離れてくれなか ったようで、それらに匹敵するものをと目論んだ結果の年月というこ とだっ…
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形話§ブラームス交響曲第2番

いわゆるブラ2である。ベートーヴェンやモーツァルトの交響曲を別 にすれば、ブラームスを聴き始めたのはかなり遅くて、三十代に入っ てからのことである。 4曲あるブラームスの交響曲のうちでどれが好きかという順番付けを するわけだが、もちろん状況によって順番が変わるのだが最近は…… 2>1>4>3 ……だったりする。 …
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谺話§ブラームスの交響曲第1番終楽章

ブラームスの交響曲で“何番が好きか?”とか言われても、その時そ の時でコロコロと変わる。というか何番であっても“聴いている時” のその曲が好きだったりするのである。 それで交響曲第1番だが、断然好きなのは第4楽章である。それも、 有名な第一主題ではない。主題が登場する直前、ホルンなどによって 演奏されるエコーを思わせるフレ…
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愉話§バイエルン放送交響楽団<中>

[承前] ブラームスの交響曲の中で、一番実演を聴いているのは2番である。 1986年のクライバー&バイエルン国立歌劇場管弦楽団に始まり、10年 前にはフィルハーモニーでハイティンク&ベルリンフィルの重厚な演 奏を聴いている。各楽章の楽想の調和が取れているという風に感じて いる。それでこの交響曲が好きなのかもしれない。 …
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奏話§SKDとザンデルリンクのブラームス

思い立って、ザンデルリンクがシュターツカペレ・ドレスデンを指揮 したブラームスの交響曲全集を買った。我が家にはベームとヴァント の全集がある。 他にクライバーの4番だとかハーディングの3、4番で我が家のブラ ームス交響曲のラインナップとなる。 早速に交響曲1番を聴いてみた。おお・・・何というたっぷりとした テンポ…
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別話§カラヤン最後の来日演奏会

1988年5月5日、ヘルベルト・フォン・カラヤンがサントリーホール でベルリンフィルを指揮した日本における最後の演奏会に行った。 1986年のサントリーホールのオープニング公演を病気キャンセルした カラヤンの“これだけは”という意志が来日公演につながったのだが その時既にベルリンフィルとの関係は冷ややかなものになっていた。 …
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