テーマ:バッハ

新話§エリック・マリア・クテュリエのチェロ

1972年生まれのエリック・マリア・クテュリエは22歳でパリ管弦楽団 に入り、その後アンサンブル・アンテルコンタンポランのメンバーに なった、現代音楽のスペシャリストと言っても間違いではなかろう。 バッハの無伴奏チェロ組曲が2曲聴けるからと、それ以外のプログラ ムは観ることもせず、何気なくチケットを買って行った武蔵野文化会 …
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川話§イゴール・レヴィットのバッハ

東京・春・音楽祭。イゴール・レヴィットのバッハ『ゴールドベルク変 奏曲』を東京文化会館小ホールで聴いた。 アリアが最初と最後に、そして挟まれた30の変奏曲とすべてを繰り返 したので演奏時間は80分という長大なものとなったが、レヴィットも 聴衆も集中が途切れることのなかった稀有な演奏会である。 長いことグレン・グール…
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愉話§ヴィオラ・デュオとバッハのカンタータ

【タベア・ツィンマーマン&アントワン・タメスティ】 2日続けて武蔵野と三鷹で聴いたコンサートを、簡単にまとめて一つ のエントリーとする。 凄いコンサートを聴いてしまった。10月20日、武蔵野市民文化会館小 ホールで行われたタベア・ツィンマーマンとアントワン・タメスティ によるヴィオラのデュオである。プログラムは以下のとおり…
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週話§日曜消息~今日はバッハ~

今日は2012年以来一年おきに来日しているフライブルク・バロック・ オーケストラのコンサートが、三鷹市芸術文化センター風のホールで 行われるので聴いてくる。 毎回毎回、活き活きと新鮮な音楽を聴かせてくれるので楽しみにして いるが、今回もバッハ(と彼のはとこ)のプログラムで、ソプラノ独唱 によるカンタータが2曲演奏される…
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週話§土曜消息~今日はヴィオラ~

今日は武蔵野市民文化会館小ホールで、アントワン・タメスティとタ ベア・ツィンマーマンのヴィオラ合戦を聴く。 長く聴いていても、オーケストラの中のヴィオラの動きが手に取るよ うにわかるとか、そんなことは全然なくて、むしろまったく聴き取れ ないと素直に白状するしかない。 辛うじて弦楽四重奏曲だったら、少しずつだが耳に入って…
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美話§レイチェル・ポッジャー演奏会

今年6回目を数える調布国際音楽祭の最終日に、バロック・ヴァイオ リンの名手レイチェル・ポッジャーの独奏を聴いてきた。 バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータ a-moll BWV1013                     (ポッジャー編g-moll版) タルティーニ:ソナタ第13番 h-moll マッテイス:…
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悼話§礒山雅さん(音楽学者)

先月、雪道で転倒し頭を打って入院。そのまま還らぬ人となった。 彼が1994年に上梓した『マタイ受難曲』は、細部まで行き届いた好著 で、大きな助けとなってくれたのである。 昨年夏に亡くなった同い年の音楽評論家の三宅幸夫のお別れの会での スピーチを思い出す……享年七十一 合掌 《追悼のトピックス一覧》
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挙話§ノイマイヤー&ハンブルク・バレエ・ガラ

一昨日、ジョン・ノイマイヤー率いるハンブルク・バレエ団のガラ公 演を観てきた。プログラムの中身は前回と同じ。前回は18時30分開演 だったが、同じ平日なのに今回は19時開演で、終演は22時近かった。 なので帰宅時間を考えて、今回も我が家と東京文化会館を車で往復。 【第一部】 『キャンディード序曲』(『バーンスタイン・ダ…
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中話§タメスティのヴィオラを聴く

月曜日の夜、吉祥寺シアターでアントワン・タメスティのヴィオラで バッハ、リゲティの無伴奏曲を集めたリサイタルを聴いた。吉祥寺駅 から徒歩数分、客席200足らずという好条件の会場である。 バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 C-Dur BWV1009 リゲティ:無伴奏ヴィオラ・ソナタ ******************…
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川話§フライブルガーのヴァイオリン協奏曲

フライブルガー・バロックオーケストラが演奏したバッハのヴァイオ リン協奏曲全曲コンサートは後味のいい、とても楽しい午後だった。 ヴィヴァルディ:歌劇『オリンピアーデ』RV725より序曲 J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番 a-moll BWV1041 [独奏:ペトラ・ミュレヤンス] J.S.バッハ:2つのヴァ…
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週話§日曜些事~フライブルガーを聴く~

今日は三鷹市芸術文化センター風のホールで、フライブルガー・バロ ックオーケストラが演奏するバッハのヴァイオリン協奏曲集のコンサ ートを聴く。2012年の管弦楽組曲全曲、2014年のブランデンブルク協 奏曲全曲以来だ。 三鷹のホールは、フライブルガーの規模でぎりぎりちょうどいい大き さだと感じている。そんなホールで毎回、…
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痙話§ハンブルク・バレエ~ガラ公演~

“ジョン・ノイマイヤーの世界”というタイトルの公演である。ノイ マイヤー自身のダンス人生を俯瞰してみせてくれた。 これが実にすばらしい舞台……平日公演だったので、少し空きが目立 つ客席だったけれど、居合わせたほとんど全員が満足してカーテンコ ールを繰り返したのである。プログラムは以下の通り。 【第一部】 『キャン…
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週話§土曜草々~秋にオルガンを聴く~

今日の午後、自宅からは少し歩いたところにあるミッション系大学の チャペルで、オルガンのコンサートがあるというのでチケットを買っ て行くことにしている。軽い散歩とコンサートと、一石二鳥である。 普通のクラシックの演奏会には出かけるけれど、オルガンの演奏会に 行く機会は少なく、片手で数えられるくらいしか行ったことがない。 …
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緑話§BCJのブランデンブルク協奏曲

調布グリーンホールで行われていた調布音楽祭最終日は、音楽祭の目 玉公演でもあるBCJ(バッハ・コレギウム・ジャパン)による、バッ ハのブランデンブルク協奏曲全曲演奏会である。 演奏順は、6番から1番へと遡るもので、どういう意図なのか知りた いところだが、プログラムに書かれていただろうか。 で、1曲目を聴いてちょっと愕然…
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週話§日曜日乗~調布音楽祭のバッハ~

2013年から調布音楽祭という、3日間ほどの小規模な音楽祭が始まっ ている。今日はそのうちの目玉公演であるバッハ・コレギウム・ジャ パン(BCJ)のブランデンブルク協奏曲全曲を聴きに行ってくる。 去年のBCJは管弦楽組曲全曲を演奏したのだが、残念ながら聴くこ とができず。今年は満を持してコンサートに臨むのだ。 我が家か…
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楽話§フライブルガーのブランデンブルク

[承前] この日の雪の顛末は一つ前のエントリーを読んでもらうとして、ここ はフライブルガー・バロックオーケストラ三鷹公演について書いてい く。 ↓2000年にケーテンの宮殿で撮影された動画。表情がまじめ 17時開演予定が30分遅れた理由は、低音楽器のヴィオローネとコント ラバス、それにチェンバロがホールに届か…
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週話§土曜日乗~バッハだがまたも雪~

金曜明け方から雪が降り出した。10年以上前にも2週連続で降ったと いうことだが記憶には残っていない。 今日は三鷹のホールでフライブルク・バロックオーケストラがバッハ のブランデンブルク協奏曲全曲を演奏するので、万難を排しても出か けたいところである。 当初は車で行こうという目論見だったが、金曜から土曜の明け方まで 雪…
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川話§ジャン=ギアン・ケラス~バッハ~

先週土曜日の午後、オペラシティ大ホールでジャン=ギアン・ケラスの チェロ独奏によるバッハの無伴奏チェロ組曲全曲演奏を聴いてきた。 2回の15分休憩を挟んでの曲順は以下の通り。 無伴奏チェロ組曲 第1番 G-Dur BWV1007  無伴奏チェロ組曲 第4番 Es-Dur BWV1010  ---休憩--- 無…
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週話§土曜雑感~バッハ無伴奏チェロ組曲~

バッハが作曲した6曲の無伴奏チェロ組曲全曲を演奏するリサイタル に行ってくる。チェロ独奏はカナダ生まれのジャン=ギアン・ケラス。 20年くらい前に一度、ヨーヨー・マの全曲演奏会を聴いているが、こ れは演奏するほうも、聴くほうも“修行”をするがごとくという表現 そのものと言っていいくらいの濃密な時間なのである。 使い…
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極話§バッハ・コンプリートが片手で

大学時代にアルバイトした金をはたいてアルヒーフが発売したバッハ 大全集LP百枚組を購入した。大全集と銘打たれてはいたが全作品が 収録されていたわけではない。値段はちょうど20万円だった。 ↓汗と涙の結晶がこの百枚 週明けに発売される“コンプリート・バッハ・エディション”なるも のは、現在確認されているすべてのバッハの作…
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週話§黄金週間雑感~2013.04.28~

連休2日目も快晴の上天気で、日中の気温は20度を超えた。そして、 風呂敷残業2日目である。前日に粗読みを完了できたので、この日は もう少し突っ込んで読み進めることにした。 マーラーの交響曲第9番とバッハの無伴奏チェロ組曲を低く流しての 2時間。どうにかこうにか形がついたところで終了……何とか体裁は ついてくれたようだ。ラン…
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合話§ケラー四重奏団~紀尾井ホール~

アルテミス・クァルテットが第一ヴァイオリンの故障で来日キャンセ ルとなり、ケラー四重奏団が来日しての代替公演となった。 3月も末だというのに、四ッ谷駅からホールに向かう土手の桜はまだ 開かずという24日土曜日の午後。プログラムは以下の通り。奇しくも “3B”揃い踏みとなったのだ J.S.バッハ:フーガの技法 BWV…
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筒話§オルガン演奏会とその終演後[下]

[承前] 垂直のはしごを登りきったところが“神の座”である。最長の低音パ イプ群のてっぺんの位置にいるのだ。ネットでいくぶんか視界は悪い が、その席にあるホール空間が何やら神々しくも見えたりして……。 そんな4階には作業台のようなものがあり、その上には無造作に切り 取られた金属片が散乱していた。聞けば、調律のために削り…
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筒話§オルガン演奏会とその終演後[中]

[承前] オルガンの胎内ツアーはコンソールの真裏からスタートした。鍵盤の 真裏には、ジャカード織機を思わせるような金属線が縦横にそれぞれ のパイプに向かってアナログ的に伸びていた。 それだけでも目まいがしそうになるが、細い通路を挟んだ壁際には、 かつての電話交換機のような、ストップを電子制御する回路の塊りが あったり…
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筒話§オルガン演奏会とその終演後[上]

先週の水曜日、縁あって横浜みなとみらいまで遠征してオルガンコン サートを聴いてきた。内容はこちらを参照。1時間ちょっとの演奏は 充実したもので、これだけでも十分に堪能することができた。 それで縁あって、終演後にオルガンの中を覗かせていただけるという ……舞台裏の嫌いな人がおろうかといううれしいお誘いを受けて、一 も二もなく…
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悼話§G・レオンハルトさん(音楽家)

指揮者であり、オルガニスト、チェンバリストでもあったオランダの グスタフ・レオンハルトが亡くなった。享年八十三。 彼の演奏スタイルは、まず作曲家と自分の対話ありきというところか ら始まり、あるいは神との対話すら試みていたかもしれない。聴衆は といえば、もちろん“ないがしろ”にこそされてはいないが、レオン ハルトの視界の外に…
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跳話§愉しき哉フライブルガーのバッハ

先週の土曜日、三鷹市芸術文化センター風のホールで、初来日となっ たフライブルク・バロックオーケストラのバッハを聴いてきた。管弦 楽組曲を全曲というプログラム。 演奏順は3番、2番~休憩~1番、4番。CDを聴いていたので実演 で驚くことはなかったが、2番の編成はフルート独奏とチェンバロに 弦楽四重奏という最少の6人で演奏…
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週話§土曜閑居~バッハの管弦楽組曲~

確かに、実演を聴く機会は圧倒的に少ないような気がする。何かとい うと3番のアリアは演奏されるが。 ……などといきなり書いたところで、今日の午後はフライブルク・バ ロック・オーケストラを聴きに三鷹まで行ってくる。演目はバッハの 管弦楽組曲を4曲全部というもの。こういう潔いプログラムは大好き である。しかも、4曲とも過去に実演…
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