テーマ:日本語

苦話§自動翻訳の罠~何を書いてるの?~

時折、おかしなスパムメイルを受信する。下が最新のスパムである。 非日本語使用者が、自動翻訳ソフトを使って日本語に変換し。そのま んまを貼り付けて送りつけてきたということが、即座に見て取れる。 もちろん、文章の内容などチェックするような能力もないから、当然 ながら推敲などするはずもない。 例えば、それが英語とドイツ語のよ…
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喋話§旅の英語ですとか・・・・・・

相変わらずな英語をやり繰りして毎年旅行に出かけている。いわゆる “現場の英語”ってやつで、ほぼ同じようなやり取りばかりだから、 相手が何を言っているのか、個々の単語が聴き取れなくても、ざっく り理解できてしまうのである。 旅行中の交渉事は、ホテルのチェックインに始まり、ホテルのチェッ クアウト、そしてフライトのチェックイン…
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慇話§“様”の乱用模様

敬語の使い方が丁寧過ぎるというか、考え過ぎるというか、とにかく 誤用を含めて過剰な昨今であると感じる。あれやこれや枚挙に暇はな いが、今回は“様”だらけについて書いてみたい。 一番に何とかならないかと思ったのは病院で、我々に向かって“患者 様”ときたもんだ。まあとにかく居心地が悪い。患者さんで十分では ないか。まさか、患者…
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週話§土曜諸相~Bokeh(ぼけ)が世界語に~

先月、フランスのニュースを見ていたら、Emoji(絵文字)が、世界の共 通語として使われていることを知って驚いた。 SNSでそのことを書いたら「EmojiだけでなくBokeh(ぼけ)も共通語 になってますよ」とリプライが飛んできた驚いたのである。まさか、 ピンぼけに該当する言葉が存在していなかったと思わなかったのだ。 ソフ…
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打話§段落は一行空きで

2005年に書き始めたブログだが、最初から自然に決めたことがある。 原稿を書く時のように段落冒頭を1字下げることをせず、段落区切り を一行空けにするというものだ。 段落を1字下げで始めても、それに続く行が画面上でキチキチに詰ま っているように見えてしまい、読みにくくなりそうだと想像できたの で、最初から今ある形となった…
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醸話§酒は“呑む”・・・・・・それ以外は

ブログを書き綴るにあたっては、難しい漢字や文字遣いは極力避けて いるつもりだが、そんな中にあって、数少ないこだわりの一つが…… 呑む ……を使うことである。これはもう、我がブログの第一回から使われ ているから、本人にしては、かなり珍しいこだわりと言えるだろう。 酒以外の、水も、牛乳も、コーヒーも、ジュースも、残る液…
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週話§土曜消息~水無月の“無”~

梅雨で水分度が高いのに、なぜ“水無月”と呼ぶのかと思いながら、 長いこと調べずにいた。 そうしたら“無”は、助詞の“の”にあたって、要するに“水の月” だと知った。そうして“神無月”も同様で“神の月”なのだそうな。 こうして、目の前の箱を使えばさっさとわかることを、ぐずぐず調べ ずにいても何の益もないことを、残り時間の…
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顧話§今日の歴史~岩波書店と大修館~

1955年5月25日、岩波書店が『広辞苑』初版刊行。 国語辞典といえば新村出、新村猛編著の広辞苑である、まさに辞典の 象徴として存在している広辞苑が刊行されて、今年で63年が経った。 紙出版物の苦戦が続いていて、第六版まででおよそ1200万部を売り上 げたものの、今年発行された第七版は20万部と大きく絞っての部数と な…
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呟話§一言つぶやき~敬語の過剰な誤用~

昨今は何を勘違いしてのことか、身内に対しても敬語を乱発する…… ……人が明らかに増えていて、これにはいかなる力が働いているのか と思うのだが、想像するに“目上に対する尊敬”を身内にまで勝手に 敷衍させてしまったがゆえのことなのであろう。それゆえに、ゲスト を前にした時に「弊社取締役社長より一言挨拶申し上げます」である べき…
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人話§電文の怪~内定の予定に決定委細文~

エントリータイトルの短文は、就職の内定が決まったことを知らせる 電報文で、配達はされず、オペレーターが電話口で読み上げたものを 受話器から聞き取ったものである。 ナイテイノヨテイニケッテイイサイフミ タイトルのように漢字で書けば何とか理解できるが、耳だけで聞くと イメージはカタカナの形状で頭の中に入ってくるのだ。 …
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記話§ブログの言葉遣いと字数

ブログのエントリー一本の文字数は四百字程度と決めて書いている。 一行31字なので、行数にしておおよそ十数行である。 それだとエントリー一つをまとめるのに30分程度で済む。それから、 字数の目安を設定していないと、むやみにだらだらと書いてしまう。 そうすると文章が薄まってぼやけてしまうような気がするのだ。 四百字と決めて…
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蘭話§旅はなお[27]同居人の知人と

[承前] ミュンヘン滞在2日目、ちょっとした息抜きという感じで、同居人の 知り合いのバイエルン州在住の女性が会いに来たので一緒にランチ。 ドイツに暮らし始め、気がつけば四半世紀以上が経過しているのだ。 あらかじめ目星を付けていた、ガスタイクの中にある訳のわからぬイ タリアン+エスニック風料理店に入ってのんびりとお喋りに…
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戒話§今日の言葉~兼聴則明~

兼聴則明 あわせきけば すなわちあかるく 偏信則暗 かたよりしんずれば すなわちくらし 目についた言葉を“今日の言葉”として不定期連載を始めてみよう。 そして今日は憲法記念日である。我々は、先人が遺したこの平和憲法 を、一字一句変えさせることなく後世に引き継いでいく責任がある。 今日はこれ……人の意見をきちんと聞く…
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喋話§RとLの発音~英語で気にしても~

Relation……英語で“関係”を意味する名詞だが、さてこの単語に連 続して存在している“R”と“L”を正しく発音し分けられる日本人 が、どれほどいるだろうか。 英語を習い始めた中学生1年の時、RとLの発音は違うのだと学んだ が、頭の中ではわかっても実際にどう発音したらいいのか、教師にも わからなかったのではないかという…
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現話§既にして死語とな~キザ~

男がピカピカのキザでいられた~♪ 阿久悠が作詞して沢田研二が歌った『カサブランカ・ダンディ』の中 の一節である。 この歌あたりを最後に“キザ”という言葉が死語になってしまったよ うに思うのだがどんなもんでしょうね。 キザは漢字で書くなら“気障”となって、気に障る態度を取る輩とい うことになるのだろう。キザを気取る…
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和話§ローマ字表記考~ヘボン式は?~

週2日の仕事を始めて2か月になろうとしている。ここでまた改めて ローマ字表記の問題点について考えてみることにした。 通っている地名は江東区大島である。これをヘボン式ローマ字表記す ると……Kotoku Ojimaとなる。このローマ字表記から、あえて漢字を 読み取ろうとするなら“古都区尾島”になってしまうように感じる。 …
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反話§季語が重なることについて

俳句をひねるにあたって“季重なり”は好ましくないとされている。 十七文字の中に主役である季語は一つで十分、二つも三つも入ったら 焦点がぼけまくってしまうからというのが大きな理由なのだそうだ。 それじゃあこれは?と、誰もが例として挙げる、山口素堂の名句…… 目には青葉 山ほととぎす 初鰹 ……だけれど、これはいいのか…
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雅話§百人一首考[22]~ふくからに~

[承前] 文屋康秀(ふんやのやすひで) 吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ ずっと“ぶんや”と読んでいたが、実は“ふんや”なのであるぞよ。 [15]を過ぎたあたりから、どんどん怪しくなってきた百人一首考だが ところどころ切れ切れに記憶の海を漂っている歌が現れてくるのだ。 これも…
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字話§新聞の見出しとローカリティ

下の写真を見ていただきたい……右が東京版で、左が大阪版である。 などと説明しなくても、マクドナルドをどう略すのかといえば、東京 が“マック”で大阪が“マクド”であると、多くの人はわかっている “そんなの常識じゃん”なレベルと言えるだろう。 これを見た時、見出しの付け方はそれぞれの地方版整理部に任されて いるのだとい…
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気話§鮭魚群~七十二候~大雪

大雪の末候“鱖魚群(さけのうおむらがる)”である。 このブログだが、エントリーのタイトル部分と本文部分の仕様は異な っているようで、本文では表示される“鱖”の文字だが、タイトルで は表示されず、しかたなく“鮭”の字で間に合わせている。 同様に表示されない文字が七十二候の中にはまだあって、そうい…
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繰話§日本語の重複表現のこと・・・

日本語の重複表現というものが存在する。一番有名なところでは…… いにしえの昔の 武士のさむらいが 山の中なる山中で 馬から落ちて落馬して 女の婦人に笑われて 赤い顔して赤面し 家に帰って帰宅して 仏の前の仏前で 短い刀の短刀で 腹をば切って切腹し・・・ ……という言葉遊びがある。日本語を使うにあたって、昔か…
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遣話§テンパる~変化する日本語~

言葉は絶えず変化するものだと思っているので、過去は正しかったと か、辞書的に正しかった用法が誤用に駆逐されることなど珍しくはな いと……これはしかたがないことだと割り切るしかない。 文化庁がこんな調査をしていて、それが先ごろ発表された。あれこれ 御託を並べるよりは、表を2点貼り付けておくことにする。 まずは、電子レ…
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断話§野球ができる平和に感謝

[承前] “縦読み”という、縦にも横にも読み書きできる、日本語ならではの 言葉遊びがある。 ネットの掲示板から広まり始めたのではないかと思うが、それ以前の 縦書き主流の日本語遣いからは生まれてこなかった発想なのだろう。 そんな“縦書き”がネットから外に出て、昨今は新聞の紙面の中にも 見受けられるようになった。とい…
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鍵話§キーボードで日本語を打つこと

日本人がキーボードを使って日本語を打ち始めたのは、30年ほど前の ことである。それ以前、大正時代に発明された和文タイプはあったが 一般家庭にまで普及していたわけではなかった。 30年ほど前に、ワープロが普及するようになったことで、ようやく日 本人がキーボードを叩いて文字を物する時代がやってきたのである。 西欧の人々…
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街話§神保巷塵[3]街は生きている

[承前] 近くで仕事をしていたにもかかわらず、行く機会が一度もなかった店 の一つに焼鳥の“家康本陣”があった。この居酒屋もつい先月店を閉 めてしまった。 店構えが大仰に感じられたのが足を踏み入れなかった理由だったりす るのだが、ちょっと残念なことではある。 後を継ぐ者がいなければ、どんなに繁盛していても個人店…
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和話§句点と読点の妙~特に読点~

日本語を書き連ねつつ、つらつら考えることは読点[ 、]の使い方で ある。 読点の使い方は、もちろん人それぞれだけれども本当に難しいものが あると思っている。多過ぎてもいけないし、少なかったら文章が読み 辛くなってしまうと考えるのだ。 そして、読点の入れ方ひとつで文章の理解がまったく違うものになっ てしまうのである。 …
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綴話§書き分け~だった である なのだ~

我がブログの文体は、末尾を“だった”“である”“なのだ”で書き 分けている。ちょっと冗談めかした時は“でございますよ”のような 結句を使ったりして軽みを出したりすることもある。 固い文章を書こうと考えてのことではなく“です&ます”を使うと、 文末が似たようなものになってしまうではないかと気がついたのだ。 そうなると、や…
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麥話§びーる~“かれし”と同じ発音~

ネットを眺めていたら、なかなかに脱力しそうな話を読んだので、こ こにも書き留めておく。 特に若い世代を中心に、言葉のアクセントが平坦になる傾向があるの だが、その典型的なものが“彼氏”である。どこにもアクセントが強 調されることなく“か_れ_し_”と発音されるのだが、さていつ頃 からそんな発音がはびこるようになったものか……
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週話§土曜日乗~むしやしないとは?~

むしやしないは“虫養”と書くのだが、そういう言葉があることを、 つい最近になって知ったのだ。無視するわけではないぞ。 それで、この古い京言葉がどういう意味なのかというと、空腹を一時 的に抑えるということで、腹の虫に何か食わせてやることで養ってい るというのだ……虫を養うとは、おもしろい表現ではありませんか。 一時的に抑…
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悼話§まど・みちおさん(詩人)

詩人まど・みちおが、104歳という天寿を全うして天に召された。 ぞうさん、やぎさんゆうびん、一ねんせいになったら……あの歌も、 この歌も、みんなまど・みちおの手になるものだと、改めて瑞々しい 感性に驚かされる。 わかりやすく、そして何よりも親しみやすい彼の詩を眺めていると、 難解にして晦渋な文体の存在にどれほどの価値が…
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