テーマ:文楽

悼話§竹本住大夫さん(文楽義太夫)

もとより、文楽を観た回数など両手の指で数えられる程度でしかなく 住大夫が語るのを聴いたのは、たった2回だけである。 最初は10年ちょっと前くらいだったかの国立小劇場で、80歳になった かそれくらいだったと思われる。義太夫語りといえば、しわがれた声 で唾を飛ばしながらの熱演というイメージを抱いていたのだが、住大 夫はまったく…
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操話§五月文楽公演~二代目吉田玉男~

というわけで国立劇場の小劇場で行われている五月文楽公演にして、 吉田玉女改め二代目吉田玉男襲名披露公演2日目に行ってきた。 客席に入る手前には、写真のような御祝儀の設えがあって、雰囲気は 襲名である。 演目は、15分ほどの『五條橋』に始まる……“京の五條の橋の上”で おなじみの牛若丸と弁慶の出会いを描いた他愛の…
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週話§日曜草々~文楽 吉田玉男襲名~

初代玉男が逝去したのは2006年9月のことで、10年近い空白があって 二代目の名跡を門下の玉女が継ぐという、今日はその襲名披露公演に 行ってくる。 2003年に吉田蓑太郎が桐竹勘十郎を襲名して以来……文楽を観に行く 回数こそ多くはないけれど、襲名公演のような慶事には、いそいそと 出かけてしまう単純明快にミーハーなのは間…
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英話§不破留寿之太夫~文楽~国立劇場

先週土曜日の19時開演で、国立劇場小劇場で行われた文楽公演『不破 留寿之太夫(ふぁるすのたいふ)』を観てきた。結論から言ってしまえ ば十分に楽しめた。とてもおもしろく秀逸な公演である。 粗筋は、自分にとってなじみのない『ヘンリー四世』を下敷にして、 フォルスタッフと楽しく遊んでいたハル王子が、父の死によって王位 を継承…
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週話§土曜日乗~国立劇場小劇場文楽~

今日は新作文楽を観に行ってくる。シェークスピア作『ウィンザーの 陽気な女房達』を元にした『不破留寿之太夫(ふぁるすのたいふ)』と は、要するに『ファルスタッフ』である。 3週間前には松本で、ヴェルディが作曲した『ファルスタッフ』を観 てきたばかり。偶然とはいえ、シェイクスピア原作を元に異種格闘技 を観るようなものではないだ…
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悼話§竹本清太夫さん(歌舞伎義太夫)

昨年の9月1日、歌舞伎義太夫語りの竹本清太夫が亡くなった。享年 七十八。 2週間ほどの旅行最中ということもあって、逝去したことにまったく 気がつかないまま年を越してしまい、つい先日ネットを通じて知った のが、ずうっと気にしていたのに、何とも痛恨なことだった。 この数年ほどは体調をくずして舞台から遠ざかっていたが、清太夫…
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遣話§五月文楽第一部~落穂拾い~

住大夫引退ばかり書いて、5月11日に観た残る2演目のことを省略す るのはもったいないので、簡単に書いておく。 第一部最初の演目は『増補忠臣蔵』という仮名手本忠臣蔵外伝ものか ら『本蔵下屋敷の段』が上演され、3本目は『卅三間堂棟由来』から 『平太郎住家より木遣り音頭の段』が上演された。 主君である桃井若狭之助のために…
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浄話§竹本住大夫~恋女房染分手綱~

日曜日、皇居前隼町の国立劇場小劇場で行われている、五月文楽公演 “七世竹本住大夫引退公演”と銘打たれた第一部に行ってきた。ここ で書いたように住大夫は今年90歳になる。 幸運にも手に入ったチケットは最後列18列目と、人形を見るには遠め だが、義太夫語りを聴くには何の問題もない……過去に何回か来た時 も、ほとんど最後列に…
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週話§日曜日乗~竹本住大夫の義太夫~

文楽の義太夫語りで今年90歳となる竹本住大夫が引退を表明し、4月 の大阪、5月の東京と引退公演を行っているのだ。 一般発売を前に売切れてしまうだろうと諦めていたら、何とありがた いことに、チケットを調達してくれる人がいらっしゃったおかげで、 今日の第一部『恋女房染分手綱』を語る住大夫最後の床に接すること ができる。 …
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盆話§竹本住大夫~引退を惜しんで~

竹本住大夫が文楽の義太夫語りから引退するのは、老齢であるにして も、実に残念なことである。 たった一度だけ住大夫の語る義太夫を聴いたことがある。もう10年近 く前になるだろうか、場所は隼町の国立劇場小ホールの文楽公演。 文楽公演は行かねば行かねばと思いながら、結局のところ数回と“つ 離れ”できていない状況なのだ。それで…
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