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顧話§今日の歴史~アイドルの死~

1986年4月8日、岡田有希子自殺。 会社で普通に仕事をしていた午後、テレビのニュース速報が、アイド ル歌手岡田有希子の死を唐突に報せたのだった。その当時はもう、ア イドルなる存在に興味はなくなっていたが、彼女の死には、何とも割 り切れないものを感じさせられた。 今まさに旬にあったような人気アイドルだったから“なぜ?”…
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週話§土曜諸相~今年も淡々と~

人生もおおよそ四分の三が過ぎた。40歳になった頃に人生の半分が過 ぎたなどとは考えもしなかったので、いよいよ我が身も終盤に差し掛 かりつつあることを実感しているのかもしれない。 頭だけはいいのかもしれない若手研究者二人が、とある文芸誌で対談 している内容が問題になった。かいつまんで言うなら“死ぬ前1か月 の医療費さえ削れば…
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祀話§お墓に納骨するの件

去年の暮れにSNSで話題になっていたのが、荼毘に付した後の納骨 の事だった。 そこでは、骨壺から遺骨を取り出すと、唐櫃の蓋を開けて“ザー!” っと中に落とした。そのことにびっくりしたのだという。そういえば 我が家も同じように骨壺ごと納めるのではなく、遺骨を落とし入れた ことに、同居人も驚いたことを思い出す。 SNSに…
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経話§自分自身が二十代の頃

おおよそ40年余り前、大学生だった頃に三十代、四十代の脂ののった 年齢にあって活躍していた人たちが鬼籍に入るようになって久しい。 いちいち名前を挙げるのは省略しておくが、二十代はじめの頃でも、 10歳以上年上だった人たちを見ると、ずいぶん年長であると感じても いたのだった。 自分が齢六十を越えたのだから、彼らが七十代や…
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悼話§樹木希林さん(役者)

樹木希林を初めて見たのは、50年以上前に放送されたTBSのホーム ドラマ『七人の孫』で、当時は悠木千帆という芸名を使っていた。そ の時から、ユニークな役者だと思っていた。 何てことをと思ったのは、1977年に放送されたテレビ番組の中で悠木 千帆の芸名をオークションにかけたことである。そして2万2百円で 落札されたことで悠木…
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生話§リバースモーゲージなるもの

家や土地、マンションを担保にして老後の資金を調達するという中に リバースモーゲージなるシステムがあることは、以前からおぼろげに 知っていたことである。 生前に不動産を銀行に譲渡するが、売り主は生きている間住み続ける ことができるというものだ。 築30年超の中古マンションにも適用されるものかどうかはわからない が、相続…
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週話§日曜消息~終活という言葉~

すぐに「縁起でもない」と言う人がいるが、相変わらず現実を直視し ない人がこれほど多いのかということにも驚かされる。 いい加減に“人間は死なない”みたいな発想は捨て去って、さっさと “人間は死ぬのだ”という方向に転換してほしいと思うのだ。そんな 了見だから、やりっ放しであの世に逝ってしまう人が後を絶たないの ではないか。 …
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睦話§一月あっけなく終わる

子供の頃の時間の進み方、長じて成人した頃の進み方、そして還暦を 過ぎ、時間の進み方は明らかに今のほうが早い。定年退職このかた、 その速度はさらに増したと感じる。 秒が測れるタイマーを眺めていると、一秒一秒の進む速度がひょっと したら早まっているんじゃないのとすら勘繰りたくもなってしまう。 ……おかげで、もう1月が終わってし…
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週話§土曜片々~もうあと10日足らず~

今年も一年の過ぎるのが早かった。いや、さらにテンポアップが顕著 になったと言えるだろう。そしていよいよ人生の幕引きが近づきつつ あることを実感するのだ。 一年のどん詰まりにあたって、人生のどん詰まりについて……これは 考えておかなくてはならない。誰もがいずれは通らなくてはならない ことである。 そして、その先に何があ…
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眠話§小平霊園散策雑感

小平霊園で自分たちの“樹林型合葬埋蔵施設”を見た後、30分程だが 墓地を散策した。あらかじめ著名人の墓の位置を記した案内図を用意 していたのだ。 最初、目に立ったのはキリスト教の墓の多さで、考えてみれば教会に 墓地はなく、都営霊園のような公的墓地で何とかしなくてはならない のだ。下は三崎町教会(たぶん)の墓地で、信者が入れ…
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祀話§樹林型合葬埋蔵施設~小平霊園~

10日ほど前、思い立って同居人と一緒に小平霊園に行ってきた。多摩 モノレールと西武拝島線を乗り継ぎ、それだけで約一時間。我が家か らだと1時間半近い行程というところ。 2年前に当選した、生前応募の樹林型合葬埋蔵施設がどんなものかを 見ておきたかったからである……死ぬ前に見ておかないと、どんなも のかわからないではないか…
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呟話§一言つぶやき~医師は万能か~

ついこの間のこと「医師が100%治せるわけでない」という発言に…… ……噛みついたタレントがいたと聞き、何だかなと思ったが、まずは 医師が最善を尽くすのは当然の前提として、それでは完全に治せるか というと、医師であってもそこまでわかるわけではなく、そこで医師 不信を抱いた人間が似非科学的な怪しい治療に走るのは、珍しくもな …
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遺話§自分が死んだ後のパソコン問題

我が身にも、あの世へのお迎えが長くても30年以内にはやって来ると 思われる……死なない人はいないのだ。 さて、子供を持たなかった自分が死んだ後に残されるのは何だろう。 まずもって、自分が先か同居人が先かでも状況は大きく違ってくる。 このエントリーでは自分が残された状況について考えることにした。 先立たれるのは、老い…
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週話§日曜片々~若い人間の死~

会社同期の人間からメッセージが届いて、定年時に在籍していた部署 の後輩が急死したと知った。訃報が社内報に出ていたようだが、詳し い状況まではわからないのがもどかしい。 ショックだった。能力も十分に高く快活で、彼女の年齢を考えれば、 20年近くセクションの中心で活躍できるはずだったからである。 何より、本人が最も無念さを…
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歳話§初めての定年[40]会社のOB会

[承前] 会社のOB会組織の手伝いを始めて数か月……少しは役に立っている と思いたい。 それはいいのだけれど、最年少会員でも61歳であるという宿命を、毎 月のように思い知らされることがある。人がお亡くなりになるのだ。 そうであるということが頭ではわかっていたのだけれど、事務局に赴 いたところで、世話役から「○〇さ…
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歳話§初めての定年[35]生き残ったのか?

[承前] 広告業界ナンバーワンの“電通”が、またも自殺者を出し、ようやく 裁判で労災認定がなされたのは先々週のことである。長時間労働に加 えてパワーハラスメント的な要素も含まれていると想像できる。 自殺した新入社員は百時間を超える残業の中で鬱病にむしばまれてい ったことが、ツイッターの書き込みからもうかがい知れたが、自…
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週話§日曜些事~誕生日・・・・・・かくして~

62歳である。 疲れやすくなったかなという程度で日々を過ごしていられるのは幸せ なことだ。これで食欲がないとか、酒など呑みたくもないとなったら 人生の一大事である。 それにしても、どんなに健康で頑丈な身体を誇る人間であろうが、病 弱で辛うじて生きている人間であろうが、たった一つ間違いのないこ とは“遅かれ早かれの死”…
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断話§仕事を辞めた~半年足らずだった~

4月から始めた週2日の仕事だが8月一杯で辞めると先方に伝えた。 最大の理由は、高校時代の友人で仕事に誘ってくれた病院の副院長の 急死だった……これは自分にとっては大きなショックだった。 がんが検査入院で発覚し、自分の病院への転院から、亡くなるまでの 2か月ほどの間に、仕事の打ち合わせで顔を合わせるのは辛かった。 もちろ…
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悔話§友人が逝ってしまった

7月27日、一人の友人が胆道がんで天国に逝ってしまった。総合病院 の要職にあった彼が、我が定年退職の直前に声を掛けてくれたおかげ で、今の仕事をしているわけである。 4月に仕事を始め、ゴールデンウィークが終わって出勤した時、入院 したと聞かされた。その後、6月に入ってすぐ自分の病院に転院して 抗がん剤治療を続けていたが遅か…
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惜話§岩城宏之没後10年

岩城宏之が逝去したのは2016年6月13日で今年が没後10年にあたる。 クラシックを聴き始めたのは中学2年の頃のことだった。家にレコー ドの再生装置はなかったので、ラジオでクラシックを聴くか、あとは せいぜいN響アワーくらいなものだった。 当時、N響を頻繁に振っていた日本人指揮者が岩城宏之で、彼が指揮 した音楽をテレビ…
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週話§土曜些事~早くも五月半ば~

ゴールデンウィークなどと騒いでいたのに、気がつけば5月半ばでは ありませんか。 そして定年退職してから間もなく8か月……一年なんて、あっという 間に過ぎ去っていってしまうのは、もちろん年を取ったせいでもある のだ。子供の頃は、一年の経過が気の遠くなるほど長く感じられたの に、何だろうこのスピード感覚は。 エネルギーが…
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偲話§坂東三津五郎一周忌

今週日曜、21日は三津五郎の一周忌だった。 同世代の(三津五郎と勘三郎は1歳下)人間の死ほどやるせないものは なく、たぶん自分自身がこの世に別れを告げる時まで、六十になるや ならずで死んでしまった彼ら二人の芸の行く末を惜しみ続けることに なるだろう。 ふと思い立った時、我が家にあるシネマ歌舞伎のDVDから、二人が 出…
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雅話§百人一首考[84]~ながらへば~

[承前] 藤原清輔朝臣(ふじわらのきよすけあそん) 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき 平安時代の男性の平均寿命が35歳くらいだったとは、以前にも書いた ような気はするが、多くの人間がモーツァルトのように死んでいった というのは、いかなる世間だったのだろう。 30歳を過ぎれば老…
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棲話§終の栖の利用許可証

応募を続けて3年目の9月上旬“東京都立霊園使用者”の当選通知を もらった。届いた申請書と必要な書類を送り、10月には使用料として 8万6千円也を銀行から振り込みを完了して、待つこと2か月ほど。 先週末に待望の“使用許可証”が届いた……一週間早いクリスマス・ プレゼントである。 ある意味、これで一安心である。もちろん…
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週話§土曜草々~十八世中村勘三郎~

今年も12月5日が巡ってきた……十八世中村勘三郎の逝去から3年。 そしてモーツァルト224回目の命日でもある。 10日前、三島由紀夫の命日の時には、もしも長生きしていたらなどと 考えることは意味がない……というようなことを書いたが、勘三郎に ついては2001年から10年ちょっと、彼が高みへと昇っていく様子を目 のあたりにし…
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棲話§終の栖代御二人様八万六千円也

先週“東京都建設局公園緑地部公園課”という部署から、9月に当選 通知を受け取って手続きを進めていた樹林墓地の霊園使用料納入通知 書が送られてきたので、早速に86000円を振り込んできた。 これで夫婦二人が死んだ後に散骨してもらえれば、我々の人生は完了 したということができるはずである。落ち着きどころがなかったとし たら…
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