贅話§寿司を食わなくなって もう長いこと、寿司屋に入って寿司を食べていない。近くにあった、 鄙には稀な寿司屋が店を閉めたことも大きい。デパ地下で買ったパッ クの寿司を自宅で食べることはあるけれど、寿司屋で食べてはいない のだ。 寿司屋ばかりではなく、定年退職このかた外食度が低空飛行なのだ。 用事があって外出しても、夕方早めに片付いてしまったら、デパ地… トラックバック:0 コメント:0 2019年09月04日 続きを読むread more
漂話§旅は徒然[21]村のマーケット事情[下] [承前] 便利な状況に慣れきっている日本人から見れば、営業形態が変化する スピードは遅々としているように感じられるが、それでも様々な動き があって、おやおや!と思わせてくれる。 今年は、大きいスーパーマーケットで寿司が売られていた。長いこと 保守的な田舎の地域であるとは思っていて、スーパーの品揃えも十年 一日と思って… トラックバック:0 コメント:0 2018年10月09日 続きを読むread more
差話§出汁(だし)なる概念 日本人以外に“出汁(だし)”と似たような概念を持つ人々がどれほど 存在しているのかと思う。 西洋料理におけるスープだって、当然のことながら様々な具材を丁寧 に煮込んで作られるわけだが、そうした旨味が欧米の人たちにとって どのように感じられているのだろうかと。 ずいぶん前に、イギリスの料理番組で料理家が味噌汁を作ると言っ… トラックバック:0 コメント:0 2018年09月26日 続きを読むread more
偽話§それじゃあ納豆スパゲティは? 自戒を込めたエントリーを書いてみる。 海外旅行をしている時、現地で珍妙なる寿司を眼にすることがあり、 基本的には敬遠して買うことはない。握られた様子はもちろんだが、 時には酢飯ですらないことがあり、日本人が規定する寿司の条件には あてはまらなかったりすることは珍しくない。 と書きながら、翻って「それじゃあ日本人は逆のこ… トラックバック:0 コメント:0 2018年02月05日 続きを読むread more
蘭話§旅はなお[38]落穂拾いの食事情(下) [承前] そして寿司事情である。今回初訪問したアムステルダムのスーパーで は、寿司コーナーがあって職人が黙々と仕事をしていた。 かっぱ巻を見ればわかるように、これがなかなか丁寧な仕事ぶりで、 買ってもいいなと思わせるものがあった。寿司飯も、酢が少し弱めな くらいで、何の問題もない。 ドイツよりはオランダの(ア… トラックバック:0 コメント:0 2017年08月22日 続きを読むread more
蘭話§旅はなお[29]旅の反省会(上) [承前] というわけで、あっという間に最終日となった。旅行日数は16日間だ が、出発日と帰国に要する日数を引くと正味13日間で、もう少し長く てもいいかなと思う。定年退職後は、いかようにも日数を長くするこ とは可能だが、それこそきりがなくなって最後は疲れるだけだろう。 何事も終わりが肝腎なので、最終日恒例の――誰が決め… トラックバック:0 コメント:0 2017年08月09日 続きを読むread more
蘭話§旅はなお[10]スーパーマーケットで [承前] 街歩きの楽しみの一つにスーパーマーケットに入ることがある。あら かじめネットで調べてみたら、こんなところにスーパーマーケットが あるのだ。 上の写真を撮った場所はコンセルトヘボウの2階。一番奥のクラシッ クな建物が国立美術館、左のバスタブみたいなデザインの建物は市立 美術館、その右がヴァン・ゴッホ美術館… トラックバック:0 コメント:0 2017年07月13日 続きを読むread more
北話§ドイツはミュンヘンの魚事情 ドイツを中心に海外旅行をするようになったのは1980年代のことで、 当時の不便さは21世紀となった今と比較することなどできないのだ。 ミュンヘンの中心部にヴィクトアリーエンマルクトという市場があっ て、様々な食材を商っていたが、その中には魚介類もあったことはあ ったが、その捌き方といえば“魚の輪切り”ばかりでしかなかった。 … トラックバック:0 コメント:0 2017年02月23日 続きを読むread more
連話§ワタシの酒肴[102]白身魚 [承前] 若い頃は長いこと“マグロ喰い”だった。少しずつ白身魚にシフトし ていったのは何歳頃のことだっただろうか。 我が家近くにある鄙には稀な寿司屋へ通うようになって20年近く…… 通いだした頃から白身魚も積極的に注文するようになったのだった。 とはいえ、寿司屋に行っても、せいぜいは平目や鰈といったあたりを 酒肴… トラックバック:0 コメント:0 2016年06月24日 続きを読むread more
齧話§売れ残るコンビニの恵方巻 ネットで見たニュースの中に“コンビニの恵方巻が売れ残る”という 話題があった。業者は“売れ残りは去年とほぼ同じくらい”とコメン トしていたが、どこの地域で売れ残ったのかは記事になかったのだ。 恵方巻の存在を知ったのは30年くらい前のことだったと記憶している が、その当時も“そんな馬鹿なこと”とまじめに取り合うこともなく ス… トラックバック:0 コメント:0 2016年02月10日 続きを読むread more
詩話§一日一句~寿司屋の定番肴~ 季語は・・・穴子 蒸し穴子 千切り胡瓜 ツメ旨し 【去年の今日】週話§日曜日乗~三人吉三@コクーン~ トラックバック:0 コメント:0 2015年06月15日 続きを読むread more
呂話§あっちも伊勢屋・・・こっちもいせや “伊勢屋”という屋号で、だんごなどの餅菓子や、稲荷寿司に干瓢の 海苔巻などなど、お決まりの軽食類を商っている店があちこちに存在 していることに気がついているだろうか。 生まれ故郷の街にあって、伊勢屋という屋号で同じ商売をしている店 が少なくとも3軒はあったと記憶している。写真とリンクはその中の 一軒だが、たぶん一度も入… トラックバック:0 コメント:0 2015年04月06日 続きを読むread more
街話§神保巷塵[18]雨の日は小ねぎまが [承前] そんな寒い雨の木曜日、さて昼飯は何にしようかと考えていたところ に、ふと“雨の日は小ねぎまサービス”という看板の出ている寿司屋 の昼定食があることを思い出して、いそいそと出かけていったのだ。 定食はアジのたたき、イワシ刺身、マグロ刺身から選ぶ。普通の日は そこに味噌汁と小さなシラスおろしと漬物がお決まりだが、… トラックバック:0 コメント:0 2015年01月23日 続きを読むread more
街話§神保巷塵[12]刺身はおかずに? [承前] 神保町の寿司屋でも、昼飯時にはランチの定食を出している店は少な くない。たいていは握り寿司に味噌汁、ちらし寿司に味噌汁、鉄火丼 に味噌汁といったラインアップである。 中には何種類かの刺身定食を出す店もあったりして、時折だが無性に アジたたきとかマグロ刺身の定食が食べたくなって、思わず入ってし まうのだ。 … トラックバック:0 コメント:0 2014年10月28日 続きを読むread more
壽話§お寿司の会~いつもの店で~ 我々の誕生日を我々自身で祝うべく、いつもの寿司屋で“お誕生会” をとりおこなった。今年2度目の訪問なので、ずいぶん間隔が開いて しまっていたのだ。 さて、10年以上変わらぬパターンでもって、同居人はおまかせ料理を 5品プラス握り寿司数貫をたっぷりのお茶でいただき、酒を呑む組は ヱビスビール小生グラスで喉を潤した後、鄙願を二… トラックバック:0 コメント:0 2014年09月25日 続きを読むread more
諧話§一日一句~寿司屋にて~ 季語は・・・新酒 煮穴子を 新酒の冷やで づけマグロ 【去年の今日】週話§日曜雑感~焼き肉焼き肉~ トラックバック:0 コメント:0 2014年09月22日 続きを読むread more
諧話§一日一句~寿司屋で昼定食を~ 季語は・・・鰺 鰺たたき たっぷりおろし 生姜にて 【去年の今日】週話§日曜雑感~納車完了~ トラックバック:0 コメント:0 2014年08月18日 続きを読むread more
諧話§一日一句~寿司屋で注文する肴~ 季語は・・・穴子 煮穴子は 胡瓜合わせて 日本酒を 【去年の今日】愉話§呑藝春秋[1]酒呑むは芸か? トラックバック:0 コメント:0 2014年05月09日 続きを読むread more
諧話§一日一句~酒肴はづけマグロ~ 季語は・・・春宵 春宵に 客人のあり 寿司喰らう 【去年の今日】呟話§一言つぶやき~呑藝春秋~新連載 トラックバック:0 コメント:0 2014年04月26日 続きを読むread more
週話§土曜日乗~寿司久々に~ 午後から珍しく来客がある。夜は迷うことなく近くのおいしい寿司屋 に席を予約した。別に水曜日の寿司会談に影響されたわけではなく、 それ以前に決まっていたことなのだ。 我が家への来客は多くない。というか年に数人という数である。その 大きな理由は、やはり我が家の立地ということに尽きる。わざわざ遠 路お運びをいただくほどの付加価値… トラックバック:0 コメント:0 2014年04月26日 続きを読むread more
魚話§刺身定食を考える ランチタイムに刺身定食を食べることがある。 寿司屋がランチ用にと、マグロやアジのたたき、イワシといった単品 から何種類かを盛り合わせてご飯に味噌汁、なぜかシラスおろしが付 く店もあって、それにお新香。 寿司屋であっても、ランチタイムに出てくるご飯は酢飯ではない。刺 身定食と一緒に握りやちらしがメニューに並んでいて、もち… トラックバック:0 コメント:0 2014年03月03日 続きを読むread more
鮪話§マグロのバブルはじける? そもそも、去年の一億五千万円という値段が意地の張り合いによる、 単に馬鹿げた値段吊り上げゲームという様相だったが、あの手の下品 さには、ほとほとうんざりなのだ。 ただし、競り落とした業者が去年の下品なところであるのはともかく 七百万円台という値段は、初セリとしては妥当なところであろう。 マスコミは例によって“バブルがは… トラックバック:0 コメント:0 2014年01月10日 続きを読むread more
酢話§久々に近所の寿司屋へ 日曜日、パソコンに精通した知り合いに来てもらったものの、結果は 芳しくないままに時間切れとなり、我が家近くの寿司屋で反省会など 行ったのである。 気に病んでもしかたがないので景気づけにヱビス生を1杯。つまみは 変わらず、づけマグロに穴子だが、それらが届く前に生ビールは成仏 したので澤乃井ひやおろしを二合もらう。この日のお酒… トラックバック:0 コメント:0 2013年10月29日 続きを読むread more
諧話§一日一句~はららごはイクラです~ 季語は・・・はららご はららごは 回る寿司屋の 赤い星 【去年の今日】週話§土曜閑居~本日神保町古本祭り~ トラックバック:0 コメント:0 2013年10月27日 続きを読むread more
週話§黄金週間雑感~2013.05.04~ 連休後半のお出かけ第四弾は、年に4回と決めている近くのおいしい 寿司屋さんで晩ごはんである。 まあ、注文する肴も呑む酒も劇的に変わるわけではないが、変わらな い安心を感じたくて通っているわけだから、それでいいのだ。 気張って食べに行くので、昼ご飯からコントロールを始めて、適当に おやつを差し挟んでみたりして“その時”を… トラックバック:0 コメント:0 2013年05月05日 続きを読むread more
週話§日曜雑感~ああ久々お寿司の会~ 我が家恒例の忘年会が、去年は何となくばたついて実現せずのまま、 新年会に変わってしまった。というわけで、昨日の夜が久々お寿司の 会だったのだ。 呑んだ酒は、ヱビス生ビール小グラス、黒龍一品二合、鄙願一合 つまみ:づけまぐろ、穴子、カラスミ 握り:赤身×2、ヒラメ1、イクラ1、車海老1、ネギトロ巻、カッ パ巻・・・… トラックバック:0 コメント:0 2013年01月27日 続きを読むread more
鮪話§マグロ一匹が一億五千万円・・・ 過去の落札額の三倍、1億5000万円という価格でマグロ一匹がセリ落 とされた今年の初セリであった。正直に言えば馬鹿馬鹿しく、実態の 存在しない……まさにバブルとしか言いようのない品性ではないか。 ちょうど一年前、セリ主が経営するチェーン居酒屋で集まりがあって 酒を呑んだが、店名で高らかに謳っているほどマグロがうまかったわ … トラックバック:0 コメント:0 2013年01月09日 続きを読むread more
諧話§一日一句~赤いダイヤモンド~ 季語は・・・はららご(イクラ) つやつやと はららごのつぶ つまみけり 《俳句のトピックス一覧》 トラックバック:0 コメント:0 2012年10月29日 続きを読むread more