テーマ:ヨーロッパ

別話§イギリスのEU離脱狂騒曲

1814年、ナポレオン失脚後のヨーロッパの秩序再建と領土分割をテー マに開催されたウィーン会議は“会議は踊る、されど進まず”という 言葉を産んだが、今のイギリスの政治状況こそ、まさにそれである。 順調であれば、明日にもイギリスのEU離脱が実現するはずだったが どうやらそういうことにはなりそうにもなく、離脱強硬派のボリス・ …
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酷話§明日から八月・・・・・・ですか

先週末にはヨーロッパに熱波が再襲来して、ドイツ北西部でも40度超 という日本でも稀な気温を記録したようだ。 それに比べれば、東京の暑さはまだまだかわいいものだと思ってしま う。それに何より、エアコンが普及しているから、何とかかんとか暑 さをしのげるのである。 ヨーロッパの夏の暑さは、今世紀に入った頃から厳しさを増したと…
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週話§土曜諸相~梅雨が明けない~

7月に入ってこのかた雨続きで気温も25度に達した日はなかった。 先月旅行していた間は超が付くような猛暑の日々で、これが北緯48度 の世界なのかとうんざりしつつ過ごしていたのだ。 それが、10日前に帰ってきたら、滞在していたベルリンもオーストリ ア・アルプスの端っこも涼しい気候が戻ってきて、そんなタイミング で旅行したか…
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欧話§ヨーロッパがサマータイムを廃止

EUが2021年にサマータイムの廃止を決定した。2021年からの実施と なる。 主な旅行先であるドイツやオーストリアだと、冬時間における日本と の差は8時間で、夏時間は7時間というものだが、どの時間帯を採用 するかは、それぞれの国に任されるようだ。 このところ年に一度の旅行は、6月か8、9月だから夏時間の時期と なっ…
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欧話§ヨーロッパの豊かさ

オーストリアやドイツばかりを旅行しているわけだが、旅行するたび に、彼の国の“本当の豊かさ”を思い知らされる。 それは金銭的な意味での豊かさでなく、常に浮ついていなかったり、 にせもの的なるものがないという、そんな意味合いだと思うのだ。 これは自分たちを卑下しているわけではないが、日本の日常のありよ うとは、決定的に質…
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放話§自国第一主義の危うさ

イギリスが2016年の国民投票で“EU離脱(ブレグジット)”すること を賛成過半数で決めたが、そこには離脱を煽りまくった保守党の強硬 派の存在が大きい。 あちこちではびこりつつある“自国第一主義”を声高に叫んで、あた かもそうすることが国の利益につながると言わんばかりなのである。 ところが、国民投票から3年近く経っても…
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呟話§一言つぶやき~ブレクジット~

イギリスのEUからの離脱(ブレグジット)交渉には様々な問題が…… ……存在していることが顕著になったが、21世紀の地球上において、 一国だけが何の損をすることなく利益を得続けるなどとは不可能なこ とで、様々なところで他国との関わり合いが相互利益を生み出してい るのが現実なわけで、どうにも偏狭な考えの人間による不健全な反グ …
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蹴話§W杯欧州予選~オランダ、イタリア~

2018年にロシアで開催されるワールドカップの欧州最終予選が11月中 旬に終わった。 出場国はロシア、ベルギー、ドイツ、イングランド、スペイン、ポー ランド、アイスランド、セルビア、フランス、ポルトガル、スイス、 クロアチア、スウェーデン、デンマークの14か国である。 出場国のサプライズはアイスランドの初出場だが、これ…
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環話§朔風払葉~七十二候~小雪

小雪の次候“朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)”である。 11月最後の候となった。月の半ば頃は週に2日ほど雨降りとなったが それ以外は穏やかに晴れて透き通った晩秋の青空の日々だった。 南北に長い日本列島の太平洋側に限って言うならば、この先冬に向か えば向かうほど、青空の日々続きになってくれるのは、個人的にはあ りがたい…
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週話§土曜片々~何でもない日常~

定年退職して仕事から離れたのは2年ちょっと前……もうそんなにも 経ってしまったのかと思う。 ずいぶん昔に聞いた話で、ヨーロッパの小さな町の住宅街を歩いてい ると、家の窓から老人が道行く人々をじーっと眺めているというのが あって、そうこうしていたら自分自らが窓際のパソコンデスクに向か って何かをする、その手を休めて窓の外の風…
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顧話§今日の歴史~東欧崩壊の端緒~

1989年9月11日、ハンガリー国境開放。 オーストリアの国境を接しているハンガリーの町ショプロンで、旧西 ドイツへの亡命を望んでいた当時の東独市民1000名ほどが、国境を越 えてオーストリアに入国。西ドイツへ向かったのは8月19日だった。 東西冷戦の時代、東欧諸国への行き来は認められていたので、比較的 非共産化が進ん…
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喋話§ヨーロッパ圏の英語力

オランダで英語が十分に通じたところで、その他のヨーロッパ諸国の 英語力はいかなるものか……調べて出てきたのが、この地図である。 非英語圏ではダントツの90%。それにしても、イギリスの95%という のがよくわからないのだけれど、それはまあいい。 EU加盟国で50%を超えているのは、南からギリシャ、スロベニア、 オース…
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環話§梅子黄~七十二候~芒種

芒種の末候“梅子黄(うめのみきばむ)”である。 ここ10数年の旅行のうち7割は6月に出かけている。高緯度のヨーロ ッパでも、アムステルダムは北緯52度で訪問都市の中でも最北端かと 思ったら、何度か行ったことのあるベルリンのほうが少しばかり北に 位置していると知った。 夏至に近づいていて日没時刻はさらに遅くなり“一日一句…
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暇話§明日はお発ちか~羽田から~

というわけで明日は羽田から飛ぶ。ミュンヘンには現地時刻17時半頃 到着し、さらに乗り継いで今回初訪問となる都市に向かう。ホテルに 着くのは23時頃になるだろうか……珍しくも長時間の強行軍である。 今日の昼前には、明朝羽田に向かうレンタカーをピックアップ。スー ツケースに荷詰めして、パスポート以下必要書類、カード類の確認を …
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顧話§今日の歴史~うわべだけの欧化~

1883年11月28日、鹿鳴館落成式。 リヒャルト・ワーグナーが死んだのは1883年2月。その年の秋には、 日比谷公園向かい、帝国ホテルのあたりに鹿鳴館が完成し、落成式が 行われた。 明治維新から20年足らずの日本は、欧米から認知されないという以上 に、野蛮国扱いすらされていたような状況だったのである。 それを打…
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耐話§目的地には直行便で

我々旅の目的地ヨーロッパまでの飛行時間は12時間に及ぶ。これは、 けっこうな疲労度をもたらすので、到着した時はある意味で抜け殻の 状態にあるのだ。 そこでさらに乗り継いで最終目的地に向かうとしたら、さらに3時間 ほどの待ち時間と飛行時間が合算される。さすがにここまでは避けた いというわけで、乗り継いでという長旅は2008年…
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英話§イギリスのEU離脱~その後~

国民投票から2週間。イギリスのEU離脱“その後”である。離脱が 決まってこのかた、祝賀ムードもどこかへとすっ飛んでしまい、今は “Bregret”という言葉が蔓延している。“Britain”と、後悔を意味 する“Regret”との合成語である。 さらにEU離脱を主導した政治家が、離脱によるメリットが嘘であっ たことを認める…
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週話§土曜些事~イギリスのEU脱退~

“Brexit”という新しい言葉はBritishとExitを合体した、イギリスの EU離脱を表す造語である。 あっという間に旧聞ということになってしまったが、イギリスにすら 行ったことのない第三者の感覚的な感慨をまとめておく。 6月23日、国民投票の結果が出た直後のアメリカABCニュースでは 「今頃になって“EU”をグ…
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蘇話§スコットランド独立住民投票

日本時間で先週金曜日の午後、スコットランドがイギリスからの分離 独立をという住民投票が否決された。イギリス首相であるキャメロン は辛うじて“独立された時の首相”の不名誉を蒙らずに済んだのだ。 EUというグローバル化の象徴のようなエリアの中で“民族運動”が 煽られて独立運動へと繋がっている……世界がグローバル化している …
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旅話§6月の旅~乾燥気候~

[承前] ヨーロッパは乾いている。空気が乾燥しているから、直射日光が日本 以上に強いものに感じられ、20度くらいの外気温でも暑いと感じてし まうのである。 日本のような気候だと、湿った空気がまとわりついては肌を保護して くれるのだが、乾燥した空気はすぐに陽焼けしそうな気がしてならな い。 そういえばと気がつくこ…
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諧話§一日一句~夏至来る~2014.06.21

季語は・・・夏至 夏至の候 欧州の九時 明るくて 夏至の日を旅先で迎えるのは何度目だろうか。滞在しているあたりの 日没は21時20分を過ぎてである。つまりは、22時近くなっても明るさ が残っているということでもある。 これは、夜遊び好きの人達にはうれしいことだろうが、なかなかにヘ ビーな状況なのだ。個人的には20…
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欧話§円高で喜ぶのは・・・

ドルにしてもユーロにしても、相変わらのず円高状態が続いている。 年初にユーロがキャッシュレートで101円台を記録して、あるいは 100円を切るかと思っていたが、何とか“持ち堪え”て、最近のレ ートは110円とちょっとを推移している。 2008年の8月から9月にかけて旅行した時は、おそらく一番のユーロ 高に運悪くぶつかっ…
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無話§由紀さおり~夜明けのスキャット~

TBSラジオの『夜のバラード』という深夜番組があった。声優とか 俳優が詩を朗読するという単純なプログラムだったが、中学生から高 校生という感性の時期にはそれなりに刺激的でもあったのだ。 その番組のテーマ音楽のひとつとしてとして使われたのが、由紀さお り歌う『夜明けのスキャット』だった。ビブラートが少なく透明感に 満ち満ちて…
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葡話§ワインをまとめて買った件[8]

[承前] 赤ワイン3本目はニュージーランドの“HAKA”2009年物の赤である。 先月呑んだ同じHAKAの白と同様に、今ひとつ特徴が弱いというか、不 満の残るワインである。安いからゴクゴク呑めていいでしょうという レベルであるとは、残念ながら思えないのだ。 ワインの味がわからないとは言ったが、自分の好みがどうで…
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葡話§ワインをまとめて買った件[7]

[承前] 赤ワイン2本目はチリの“MAPU”2009年ものである。結論から言えば 無難に若いワインというくらいで、正直記憶にはっきり残っていない のだ。 呑もうと思えば、時間をかけてボトル一本くらいを空けることはまだ まだ可能だが、そこまでして呑むほどのワインでないのである。まし てや以前ほどの酒量でもないから、…
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浅話§アメリカンコーヒーって・・・

昔々、アメリカンコーヒーなる飲み物が喫茶店のメニューにあった。 アメリカ人はオフィスでコーヒーを何杯も何倍もお代わりをするので コーヒーは薄めであるのだということを30年以上も前に聞かされてい たので、試しに喫茶店で注文したら水っぽくてあまりにも不味いと、 一口で飲むのをやめたのである。 後日、アルバイトでカフェのギャ…
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界話§中欧あたりの地図を眺めて

ヨーロッパの特に“中欧”と呼ばれる地域の地図を目の前にしても、 実は見ていなかったと、とんだ思い違いをすることになる。 我々のような世代にとって、まず“東欧”という存在があり、その語 感からかつて一連の社会主義国がすべてオーストリアよりも東に存在 するかのような考え違いをしていたのである。 そういう前提でもう一度その付…
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